人は、自分の人生の生きる意味を時折見失います。人は生きていくためには、自分にとっての生きる意味は必要なのです。生きる理由が必要なのです。
そして、その「生きる理由」を時折見失うのです。
絶望の淵に立たされたような気持ちになっているとき、また、未来に希望を感じないとき、そんなときが人にはあるのです。
確かに今、自分は生きる理由がないと感じています。ですが、一方で自分は死んでいません。死んでいないということは、死ぬのが怖いなど、生きている理由があるのです。
感情は、自分が生きる意味や理由を考えるときに重要です。生きる意味や理由は、自分の感情と直接つながっています。感情が生きる意味や理由を決めているわけです。
だから、自分の生きる意味や理由を知りたいときは、自分の感情に聞くということです。
自分が生きる理由が見当たらないとき、どのような感情になっているのか、どのように感じているのか、自分と向き合って確認することが大切です。
ジャーナリングなどによって感じていることを書き出して、また、吐き出していくことによって、自然と自分の感情が言葉に表れてきます。
自分の感情を、自分の言葉にする、つまり、言語化するということはとても大切です。実際、「知る」ということは、「言葉にする」ということを意味しています。
言語化することによって、明確化します。曖昧なままだと、自分の感情は分からないままです。言語化することによって明確化して、感情を分かるようにするのです。
それは、絶望的な感情でも何でも重要なことです。心の痛みを伴いますが、その痛みを感じることも重要なプロセスなのです。
そのプロセスを通して、自分の深い感情を明確にできるのです。
自分の感情を知ることができれば、次に「何故自分はそのように感じているのか」「何が生きる理由がない原因なのか」と問うことができます。
自分の知るプロセスがさらに一歩前進します。そのように、心に痛みを感じながらも自分の感情をちゃんと感じることで、より自分のことが分かるようになるのです。
大切なことは、自分のことは自分で決めるということです。自分の人生は他人が決めるものではないということです。
世の中は他人や他人の言葉であふれていますから、知らず知らずのうちに内面化しています。他人の言葉で自分の人生を決めてしまっています。
そうではなく、自分の人生を自分に取り戻すのです。自分の人生を自分で決められていないとき、たいてい生きる理由を見失っています。
だから、自分のことは自分で決めるのです。そのためには自分を知ることが大切で、自分の感情を知ることが大切なのです。