人は、潜在的に期待する気持ちが備わっています。
日々、色んなことがあって何とか物事を進めているわけですが、なかなか上手くいかないこともあって、いつも順調というわけではありません。
実は、それでも日常としては十分なはずなのですが、いつも順調というわけではない毎日を送っていると、やっぱり楽をしたいし、良いことが起こってほしいし、成果が欲しいのです。
そんな日々を送っていると、時折、良いことがあります。別に単なる幸運というわけでもなく、日々物事を進めているから、確率的にも、良いことはあるのです。
そして、良いことがあると、それに続くさらなる展開や、面白い展開を期待する気持ちが湧いてくるのです。。
あるいは、これまで頑張ってきて上手くいっていなかった分、期待感が増すのです。
人間には、ドーパミンが分泌されていますから、身体としては自然なことです。
ですが、期待感が高まって、さらなる展開を求めてしまいますが、そんなに簡単に期待が応えられる現実が訪れません。
たとえ訪れたとしても、それ以上に期待感が湧いてきて、きりがありません。
たいてい、期待感は長く続かず、期待感の後には疲れがやってきます。ドーパミンは分泌され過ぎると疲れるのです。
期待感を膨らませて、人はもっと頑張ろうとしてしまいますが、そんなに体力や精神力があるわけではありません。
休むことも必要なのです。
期待感は人間の性質ですが、過度な期待は必ず疲労を伴いますので、休息もセットで必要なのです。
人間には揺らぎがありますから、少し期待して、ある程度したら休んで心地良く過ごして、しばらくしてまた物事を進める。
ずっと同じペースというわけにはいかないのです。ずっと坂道や階段を上がり続けるわけにはいかないのです。
一歩進んだら、ひと息つく。期待感を感じたら、しばらくして、休んで心地良く過ごす。そういうバイオリズムです。
休んで心地良く過ごしているうちに、気が付いたらエネルギーが回復してきます。回復してくると、またいろんなアイデアが湧いてきて、日々のことに取り組もうという気がしてきます。
でも、何か以前とは異なるフェーズになっているのです。
日常とはそのようなものであり、何かあると期待感が高まりますが、それにただ任せていると疲れがやってきます。
ですから、期待感はほどほどにして、ひと息ついて心地良く快適に過ごすんです。
そうしているうちに、また新たな期待感が湧いてくるのです。