昨今のAIの発展が目覚ましく、多くの仕事がAIに奪われるのではないかと危惧されています。一部の仕事は、AIに置き換わっていっているという話も聞きます。
AIは学習するのが得意で、人間がやっていることもデータさえあれば学習できるわけですから、人間が行っている仕事を、全てではないですが、AIができるようになるのは当然です。
シュンペーターのイノベーションの観点から考えれば、仕事は基本的にイノベーションが求められていて、言い換えれば、イノベーションによって仕事は生み出されているのであって、イノベーションが起きなくなれば、その仕事は無くなっていくわけです。
イノベーションとは新しさであり、新しい創造であるわけで、仕事においては、人はあらゆる分野で新しい創造を求められているわけです。新しい創造が生まれなくなったら、その仕事は縮小していっていずれは無くなるのです。
このことは、AIとは関係ありません。
イノベーションとは進化であり、常に進化が求められているということです。生物の進化と同じです。
仕事に求められる進化の速度は、生物一般に求められる進化に比べればそもそも速いわけです。
そして、AIは仕事に対する進化の速度を高めているわけです。高めているというか、圧縮しているという感じです。
ただ、進化という観点から見ていけば、人の行っている仕事が進化し続けている限り、イノベーションが生まれている限り、無くなることはありません。
AIを利用したっていいんです。AIを利用すれば、仕事は自然と進化します。
場合によっては、やっている仕事が嫌なことである場合、AIが代わりにやってくれることは望ましいかもしれません。AIのおかげで、その仕事は人間の手から離れるわけですから。
そうなれば、人間は他の仕事をすることができます。嫌ではない、他の好きな仕事をする余地が生まれてくるのです。そのようにも考えられます。
仕事は確かに大変です。それは、AIに関わらずそうです。ですが、どんな仕事でも、自分がそれを続けたいと思えば、続けられるはずです。
確かに、工夫や改善は求められます。ただ何の工夫もなくやっているだけでは、仕事は自分とは関係なくなっていきますが、少しの新しさを付加すれば、その分だけ仕事は進化するのです。
少しの新しさを付け加えることがイノベーションです。小さなイノベーションでも、生み出すのは簡単なことではありませんが、イノベーションが生まれ続けている限り、その仕事は無くなりません。
AIは関係ありません。