自分の中にあるものを育てる。きっとそういう事が大切なんだと思います。
自分の外側に何かを作ろうとしても、自分の外側ですから、外側に何かを作ったらそれで終わりになってしまいます。もちろんそれで終わったって、外側に何か作ったんならそれはそれでいいんです。
ですが、外側にそれを作ってもしょうがない。そう感じる事もあるんです。
別に外側に何か作ってみて、それで満足するなら、満足した分それでいいし、満足が足りないならさらに何かを作ったらいい。ですが、人間なかなかそうはならないんです。
自分の外側に作っても、それは外側ですから、外側のものにはそんなに関心は持てないんです。最初は関心を持てても、すぐに関心を失うんです。
そして、たいていの場合、外側に何かを作ろうとするモチベーションが自分の中にないんです。自分の中にモチベーションがあるのなら、それを外側に作ろうとはしないんです。
この場合、自分の中のモチベーションによって何かをするならば、それは外側に何かを作るとは言わないんです。
モチベーションは、基本的に、自分の内側にあるものなんです。
ですから、何かをやるにしても、作るにしても、それは自分の内側にあるモチベーションに支えられている事が重要で、それはつまり、自分の内側の事なんです。
自分の内側にあるものを大切に育てていく。そういう感じになるんです。
自分の中に育っていくものというのは、たいていそれ以前に、自分の中に育っていく為の資源があってこそなんです。
自分の中に、育つための資源があるし、養分があるんです。
それは、自分の内部に取り込んだ情報かもしれないし、インプットした何かかもしれないんです。
そういったものは、基本的に自分の外側には無くて、自分の内側にあるんです。
何か、自分の中で育てていくには、育てる為の資源が自分の中に十分溜まっているんです。
自分の内側に、そういったものが溜まっていないのに、何かを育てようがないんです。
その意味で環境は大事です。自分の中の環境が十分に満たされて、資源や養分や情報やインプットで満たされてはじめて、何かが育っていくんです。
自ら何かを育てていくんです。
そして、育っていくスピードや育ったものの大きさはそんなに重要ではないんです。ただ、育てるという事が大切なんです。
育てるのは他の誰でもなく自分であり、自分自身こそがそれを育てたいんです。
そのようにして人は、自分の中で、何かを育て、耕し、そして実っていくんです。実っていく果実も確かに重要ですが、育てるということこそ重要なんです。