時間というものを、周期という言葉に置き換えてみましょう。さらに、周期というものを周波数というものに置き換えてみましょう。
ここでは、あえて、時間というものを周波数に置き換えて考えてみたいという事です。
人間にとっては、焦って時間を速く過ごすよりも、リラックスしてゆっくり時間を過ごす方が良いと考える場合、ここでは、速い周波数で過ごすよりも遅い周波数で過ごした方が良いと考えるようにするという事です。
人間は速い周波数で考える事に慣れています。というか、思考は速い周波数で行いがちだという事です。脳で行っている情報処理は、速い周波数だという事です。
脳の情報処理は気が付いたらやってしまうわけです。
例えば、スマホを見ると、脳がつい情報処理をやってしまいます。速い周波数で頭が回転するのに、人間が慣れてしまっているわけです。
ですが、速い周波数は人間をリラックスさせないし、余裕を与えません。余裕という時間を与えません。
人間が感じる時間はゆっくりとした周波数であるはずで、速い周波数ではないんです。速い周波数は物事を瞬時に理解したり速くしたりするのには役には立ちますが、時間を作り出したりはしません。
人間の感じる時間というのは、ゆっくりとした時間、つまり遅い周波数だという事です。
遅い周波数といっても、せいぜいα波くらいだと言いたいわけです。
情報処理の時間はそれよりも速いβ波くらいだと言いたいわけで、β波の世界では情報処理ができますが、ただ処理するロボットにはなれても、時間を感じる人間にはなれません。
生きた心地を味わいたいなら、やはり、ゆっくりとした遅い周波数を使うという事です。
θ波やδ波は、周波数はさらに遅く、睡眠を促す時間ではあるわけですが、だからこそリラックスが促されるわけで、情報処理をする時間とは全く次元が異なる時間というわけです。
人間が人間として「分かった」という思う時、その周波数はきっと速い周波数ではないわけです。単なる情報処理は速い周波数で良いですが、人間らしい理解はそんな速い周波数では起こらず、α波程度のゆっくりとした周波数ではじめて為されるというわけです。
人間の脳は、周波数を作り出す器であり、人間が人間に成るべくして作り出された周波数が脳によって生み出されたという事です。
遅い周波数=ゆっくりとした時間の中に、私たち人間の生きる時間はあり、その時間の中にあってはじめて、私たちは生きる事が出来るわけです。