人は欲望を持っています。その欲望は、育ててあげたらいいと思います。
欲望を持っていないと思っているかもしれません。でも、それは気が付いていないだけかもしれません。それどころか、無意識に蓋をしていて、そんな欲望は無いものと思い込んでいるかもしれません。
欲望なら何でもいいわけではありません。人を傷つけて欲望が満たされるからと言って、その欲を満たすのが良いわけではありません。
とは言え、全ての欲が悪いわけでもなくて、良い欲もあるんです。
だから、欲望は満たした方が良いとか、満たしてはいけないとか、そういった判断の前に、一体自分はどのような欲望を持っているのか、知る事が大切です。
そして、思っているより、自分の中にある欲望に気付いていない可能性があります。あるいは、欲望は無いと信じ込んでいる可能性もあります。
また、欲望が全く育っておらず、認識できない状態なのかもしれません。
ですが、人間には、欲望というものが、自分のコアとしてあります。欲望が自分を無意識にも突き動かしているという事もあります。
同時に、自分のコアにある欲望を発揮しないように、自分自身で無意識に抑圧しているかもしれません。そして、抑圧している事にも気付かずに過ごしているかもしれません。
自分自身で、自分を強制し、統制し、統治しているかもしれません。
自分でも気づかないレベルで、自分自身を拘束し、支配しているかもしれません。
ですが、それでも、その奥底には、自分の欲望が眠っているんです。欲望が生き物のように脈を打っているんです。
欲望は、その意味で、自分の生きる命であり、エンジンであり、エネルギーの根源であるわけですから、それを、ちゃんと、解放してあげるんです。
人間は社会的生き物ですから、自分の中にあるものを育てるより早く、自分自身を社会に適応させ、統制をかける場合があります。
ですが、それでは、いつまでも苦しく、生きづらいです。
ですから、そうではなく、自分の中にある欲望をよく知って、解読するんです。そして、それを満たしてあげるんです。
欲望を抑圧した人間は不自由ではありますが、永遠に不自由である必要はありません。
人は自由を求めて、自分の欲望を解放させてあげてもいいんです。
欲望を知り、育てて、自分を満たしてあげるんです。その事によって自分の命は息を吹き返し、強く脈打ち、エネルギーを発するんです。
そのようにして、人は自由になっていくんです。