自分は一体何に関わりたいのだろうか。何かに関わる事で人間は生きていくわけですが、それは一体何なのでしょうか。
関わりたいのに関われない事もあれば、関わりたくないのにどうしても関わってしまうものもあります。案外、人はそうやって関わる対象を自分で決められないものなのでしょうか。
関わるのは、別に人でなくたってよくて、物でも何でもいいんです。関わるという事が良いんです。
自ら関わるという事が特にいいわけですが、たとえ自らでなくてもその関わりを良いものに出来れば、それはそれでいいんです。
何にも関わらないという選択もありなような気がしますが、きっとそんな事はなくて、結局人は何かに関わっているんです。
何かに関わらないわけにはいかないんです。
花や木のようにただそこに佇んで、風に吹かれるだけというわけにはいかないんです。
何も関わりが無いと感じると、きっとじっとしていられなくて、自ら何かに関わりに行ったり、関わられようとしたりして、というより、実際には、知らず知らずのうちに、無意識に関わりを求めて何かをしているんです。
でも、もちろん、関わりがありさえすればいいなんて思っていません。嫌な関わり、悪い関わりなんてごめんで、良い関わりを求めているんです。
良い関わりではないと嫌なんです。
関わりが無いと生きていけないわけですが、だからと言って、関わる事が出来るなら何でもいいというわけにはいかないんです。
関わるなら、絶対に良い関わりが良いんです。良い関わりになるなら、その為に、精いっぱい努力をするんです。
まるで、良い関わりの為に生きているようなもので、その為に、必死になるんです。
そして、関わるなら、がさつな関わり、雑な関わりは嫌で、丁寧な関わりが良くて、より良い関わりが良いんです。関わる事が避けられないわけですから、その関わりはより精度の高い、より心地良い関わりが良いんです。
関わる事は、自分との関わりだって同じです。自分との関わりは常にあって、毎日会って、全ての瞬間にあるんです。
自分との良い関わりが無ければ、案外、人は安定せず、関わりを他人や外に求めて、そして、きりのない関わりを求めてしまうかもしれません。
ですから、自分との関わりこそが大切で、それは、生きていく為のコアになり、土台になるんです。自分の安定につながるんです。
人は、関わりも何も無く生きる事なんてできなくて、必ず関わりを求めます。それは、自分に対してだって同じで、むしろ自分との関わりはとても大切です。
そして、人は、関わりを求めて生きていくんです。