より正しく、自分を評価して、自分を認める事も大切です。
自己否定の癖がつき過ぎていて、無駄に謙遜している事もあり得るわけです。謙遜する事は美徳ではありますが、あまりにそれをやり過ぎると、自己否定感に陥ってしまいます。ですから、客観的に、自分を評価してあげる事が大切です。
自分を評価というか、自分を褒めるという事も大切という事です。
もちろん、褒めすぎて自分を見失うのは良くないですが、どちらかというと、褒めなさすぎて、自分に対する客観性を失っているかもしれません。
今まで頑張ってきて、それで今があるんだとしたら、今の自分を褒めてあげてもいいかもしれません。過剰に褒める必要はありませんが、あまりに褒めないのも良くありません。
せっかく頑張ってきて今の自分があるのに、それをちゃんと、正しく評価してあげないと、いつまで経っても頑張り続けなければならない事になって、それで疲弊しています。身体だけでなく、心も疲れてしまいます。疲弊するだけでなく、自己否定に陥ったままになってしまいます。
自己効力感を、なんだかんだと感じたいわけですから、もちろん、過剰な自己効力感は、バランスを崩したり、正しい自己評価にはなっていなかったりして良くないわけですが、程よい、適切な自己効力感は良くて、というか、人間ですから、必要でもあるわけです。
だから、自己否定感の癖を止めて、自己効力感を適切に持てるように、自分を褒めてみるんです。
自分がこれまでやってきた事について思い出して、今自分が到達した事についても、ちゃんと思い出して、認識する事です。以前には到達してなかった地点に、確かに今自分は到達しているわけです。それは、以前の自分からすると、よく頑張ったと言えるのではないでしょうか。
ただ、思い出すだけでは、よくここまで到達できた、というように思えず、別に大した事はないと言って、自分を過小評価するかもしれません。
だから、ちゃんと今いる地点にどのように到達したのか、そのような自分を褒めていいのではないか。そのような事についてちゃんと考えるんです。
過小評価の癖はなかなか抜けませんから、かなり意識的に、自分を客観的に見て、要化して、褒めてあげるんです。
どうせ、どこかで人から褒めてもらいたいと思っているわけですから、それを待たずに、自分で自分を褒めてあげるんです。正しく評価するんです。自己否定や過小評価の癖から解放され、正しく客観的に自分を評価し、認めてあげるんです。
褒めてあげるんです。