毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

周りの人に適応し過ぎて仕事を自分で決められない。小さな事を自分で決める。

長く会社で働いていると、自分がやる仕事をどれだけ自分で決めているだろうか。案外、自分で決めていないのではないか。そういうことってあると思います。

 

会社では、組織の中で働いているので、色んな意思決定は自分だけでは為されていないわけで、自分で決めているつもりでも実は自分で決めていなかったりします。

 

会社での仕事は、周りとの人間関係の中でやっていくものではあるから、当然と言えば当然ですが、自分のやる事が自分で決めない事をあまりに続けていると、知らず知らずのうちに、苦しくなっていたりします。

 

でも、長年そのような感じで働いていると、仕事にも流れがあって、様々な人間の中での自分がそこにいるから、周りの状況にいつの間にか、自分を適合させてしまっていて、もはや自分で何も決めていない事になってしまっています。

 

そして、「仕事だからしょうがない」というように、心の中で、自分に言い訳をするようになってしまうわけです。それどころか、言い訳もしないくらい、その事を受け入れているわけです。

 

長い間、そんな感じで働いてきてしまった以上、周りに合わせ過ぎて、今更働き方を変える事も難しくなって、むしろ、退職までそのように働いていくという感じになってしまいます。

 

ですが、会社を容易には辞められませんから、会社で居続けられるように、上手く周りに合わせるわけです。その方が、実際自分にも、そして、周りにも良いわけです。

 

人は、自分の周りの人たちがいつもの感じで働いてくれることを期待していて、それは、周りの人が変わらない方が、自分にとっては働きやすいからです。

 

周りの人があまりに変化が大きいと、自分の仕事にも影響してしまうから、あまりにいつもと違う感じで働かれると困るわけです。

 

その事が分かるから、自分自身も、周りの人と上手くやっていけるように、その場で求められるいつも自分を演じて働くわけです。

 

そのようにして、周りの人たちに上手く合わせて、適応して働いていくわけですが、たいてい過剰適応になっていますから、いずれ苦しくなってきます。

 

本当は、自由になりたいし、解放されたいわけです。

 

このような働き方が続いていて、自分自身を変えたいわけですが、容易には変えられません。自由になり、解放されたいわけですが、どうしていいか分からないわけです。

 

でも、自分の事を自分で決めるという事は重要です。小さくてもいいから、自分でやる事を自分で決めていくんです。すぐには変えられないかもしれないけど、小さく決めて小さく変えていくんです。