日々ジャーナリングをしていると気付く事がありますが、同じ環境にずっといると、考える事があんまり変わらないという事です。
いつものパターンの生活習慣で、当然ながら同じ家で、そして、よく行く近所のカフェ、あるいは、通勤路の途中のカフェで、同じようにジャーナリングをしていると、おおかた同じような事を考え、そして、同じような事を書いているという事です。
出来る限り言葉を尽くし、言葉を広げ、思考の幅を広げようと努力をするわけですが、でも、やっぱり同じような事を書いているわけです。
ですから、たまに、環境を変える事は大事です。環境を変えると、考える事も感じる事も自然と変わり、使う言葉もどことなく変わってきます。
違う人と接するのも、環境を変える事に含まれます。人は自分とは違う言葉を使うわけですから、その違う言葉が、自分が考える為の環境に影響して、自分自身も言葉を変えるわけです。
そうすると、自然とジャーナリングの内容も変わってきます。
その意味で、本を読む事も重要です。自分とは違う人の文章は、明らかに自分と言葉とは違うわけですから、その言葉が、自分の思考の断片になるわけです。
そういう意味では、できれば、全然違うジャンルの本を読むのが良いわけです。使われる言葉が多岐に渡れば渡るほど、思考の断片も多様になり、ジャーナリングの内容も多岐に渡ります。
人や本によって言葉の環境を変える事も大事ですが、単に、環境を変えるだけでも、自分の使う事は変わってきます。
普段自分が行かないような場所に行ってみる事も大切です。そこでの景色が自分自身に、無意識に違う状況を作り出します。
また、違う環境が、自分自身の心理状態にも変化を与えます。心理状態が変化すると、感じる事が変化するとともに、考える事も変化します。
思考と言葉は密接に関係していますから、使う言葉が自然と変わってくるわけです。それによって、ジャーナリングの内容も変わってきます。
そういう意味で、生活環境を変える事は重要です。一定期間、ある生活環境に身を置いたら、少し変化を与えてみる事です。
環境を変えると、思考も、言葉も、感情も、心理状態も、全て変わります。
そして、ジャーナリングを続けていると、ジャーナリング自身がまた自分自身の環境の要因となって、また、自分の使う言葉に影響を与えるわけです。
ジャーナリングは、自分が考えている事を知る指標になります。環境とともにジャーナリングも変化し、自分の考える事も変わっていくわけです。