人は日々成長したいと思っています。全員ではないとしても、成長したいと思っている人はいます。自己成長したいと思っているわけです。
自己成長したい人というのは、たいてい内省する事が好きで、自分と向き合って自分に問いかける事が好きであるわけです。
毎日、自分に問いかけるわけです。今日の自分は昨日より成長したか、という事です。
昨日の自分から今日の自分は変化したか、進化したか。そういった事も確認するわけです。基本的に人は日々変化しているわけで、問うまでもないわけですが、それでも、敢えて自分に問いかけるわけです。
変化に大きさは重要ではないかもしれません。
小さな変化でもいいから、昨日の自分から今日の自分が変化している事が重要です。その事を確認するんです。
分かりやすく、何かやった事で目立った結果があれば、今日の自分は昨日より成長できたと思い易いですが、特に分かりやすい結果はないかもしれません。
それでも、自分の内面において、昨日とは違う新しい気づきがあったかもしれません。昨日より今日の方が、新しい考え方を取り入れたかもしれません。
自分だけが気付いたそれらの変化が、明日の成長につながるかもしれません。その意味でも、小さな変化、小さな成長が、見える形でも見えない形でもあればそれでいいんです。
明日の事なんか分かりません。明日何が起こるか分からないし、明日自分自身が変化する事や成長する事よりも前に、まずは、今日変化する事が大切だし、成長する事が大切であるわけです。
その意味で、自己成長においては、今日成長する事が何より大切であるわけです。そして、今日という1日が最も大切であるわけです。
今日は今日であるし、明日になればその日が今日であるわけです。来る日も来る日も今日であるわけだから、毎日今日を大切にする事が何より重要という事です。
確かに、常に日々成長を続けている可能性があるわけですから、今日という1日を切り取っても、その変化は分かりにくいかもしれません。その意味では、昨日より今日だけでなく、一昨日より今日、一週間前より今日、そのようにして、振り返る事が大切かもしれません。
人にはあらゆる成長があり、あらゆる進化があります。その方向性は、明日になれば変わるかもしれません。ですから、何が成長であるか、今日だけでは分からない事もあります。
ですが、それでも、今日1日成長するという事が大切であるわけです。小さくてもいいから、変化し、進化し、成長する事が大切であるわけです。