人は何故達成する事が好きなんでしょうか。
ビジョンを持ち、目標を掲げ、設定し、それに向かって邁進する。その結果、目標に到達する事で達成が得られ、この達成感が何かを人に与えてくれるわけです。
今、あるスタート地点に立っているわけですが、この地点から見える世界、また、視野というものがあるわけです。そして、この地点から、あるゴールに向かって進んでいって、そして、ゴールに到達するわけです。
ゴールまでの道のりは場合によっては険しく、楽しいものとは言えない場合もありますが、それでも進んでいくわけで、ゴールに到達した時に味わえる達成感が何より楽しみであるわけです。
そのゴールに到達した時、達成を感じられるとともに、最初のスタート地点に居た時に掲げた目標は叶ったわけで、また、クリアしたわけで、良い意味で、いったんリセット状態になるわけです。
ゴールまでの道のりは、大変で、ストレスもあり、苦労もあるわけですが、ゴールに到達してしまえば、それらの色んなものはいったんチャラになり、また、重荷からはいったん解放されるわけです。
達成によって解放されて、そして、快適になるわけです。快適な空間が、達成の先に待っているわけです。
そして、最初のスタート地点からは全く見えなかった世界が、ゴールの地点から新たに見えるわけです。それは、世界が新しく変わったとも言えるわけです。
ゴールの地点からの新しい世界、新しい視界。これを、人は求めているのかもしれません。自分の中の世界が、ゴールを達成する事によって変わるという事です。
きっと、ゴールは大きい方がその変化を大きく感じられるでしょうが、小さいゴールでも良いんです。小さいゴールだとしても、達成すれば世界は変わるし、そのゴールの地点からの世界は、今までにない視界が広がっていて、新しいひらけた平原であるわけです。
ゴールへの到達は、いったんこれまでの事がリセットされ、そして、スッキリ感や爽快感が得られます。その新しい世界は、今まで見た事の無い世界です。人は、このようにして、自分の世界の変化を求めているわけです。
ただ心地良く過ごす事も人は好きです。心地良くリラックスして過ごす事ももちろん大切です。
ですが、人はそれだけではなくて、達成したい気持ちを持っています。
達成する事で、いったんリセットされるとともに、スッキリと心地良く、また、快適であり、爽快であるわけです。そして、今までにない世界が、また、視界が新たに広がっているわけです。
このような新しい世界への変化を、人はきっと求めているんです。