毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

ドーパミンの枯渇感による退屈と目標の達成。

人は、ドーパミンが枯渇してくると、飽きや退屈の問題で不快に感じます。この不快感が嫌だから、新しい事を求めたり、変化を求めたりするわけです。

新しい変化があると、それが刺激になって満たされるような感じがするわけですが、他の良い問題の解決方法として、目標を設定してそれを達成するというものがあります。

目標が設定されると、その目標を達成したいわけですから、その期待感でドーパミンが分泌されるわけです。

また、実際に、その目標を達成できれば、その時にも、ドーパミンは分泌されるわけで、そのような仕組みを自ら作る事で、ドーパミンの分泌の枯渇感を回避できるわけです。

特に、この達成感は重要で、出来るだけ達成できるように、目標を設定する事が重要です。

その為には、あまり大き過ぎる目標は設定せずに、小さくてハードルの高くない目標を設定する事で十分であり、できるだけ確実に目標を達成する事が望ましいわけです。

もちろん、達成しても面白くない、漠然とした目標設定は、自分にとって有効ではないので、自分が本当に達成したいと思える目標を設定する事は重要です。

また、退屈感や飽きが嫌だからと言って、新たに「やりたい事を見つける」という事もあります。

ですが、やりたい事というのは、実際、やっていたい事、やり続けたい事であって、それ自体をやっても、達成感が得られるわけではありませんから、厳密には、やりたい事を見つけるという事が解決にはならないかもしれません。

より明確には、やりたい事よりも達成したい事であって、言い方を変えれば、到達したい事であったり、実現したい事であったり、獲得したい事であったりするわけです。

何らかの状態にする、という事ではなく、それを達成していったんそこで終わりを迎える事でいいわけです。

その意味で、目標の設定であって、それは、目的地というポイントを設定するという事であって、終わりのあるゴールを設定するという事です。

ゲームはクリアしたら終わりですが、その意味で、ゲームのたとえは正しいと言え、クリアする事が達成という意味で大切という事です。

だから、ドーパミンの枯渇に基づく飽きや退屈問題に対して、考えるべき事は、何を達成したいか、どこに到達したいか、何を実現したいか、何を獲得したいか、何をクリアしたいか、そういう事です。

人間にとってドーパミンは重要な神経伝達物質です。これが、いつも分泌されるようにする事は大切です。そして、ドーパミンの枯渇を感じたら、小さくても良いので、目標を設定する事が大切で、それをより確実に達成する事が重要だという事です。