何事も、心を落ち着かせる事から始めるのが良いと思います。
逆に言うと、心が落ち着いていない状態では、何を始めても上手くいきません。落ち着いていないですから、注意力も散漫で、目の前の事に集中できません。
集中出来ない状態は、何事も手につかず、進まず、何も為されません。集中は、何かを進める為にはとても重要ですから、その状態に持っていく為にも、心が落ち着いている事は重要です。
焦りはもちろん良くありません。焦りは、心の落ち着きの逆の状態です。焦っている時は時間があると全く感じません。心は落ち着いている時は、時間があると感じます。
時間に余裕があるという感覚が、とても重要であるわけです。
感情がポジティブなのは良いですが、気分を上げて何かをしようとしても、気分ばかり上がって、目の前の事に集中して取り組めません。
気分を上げて、意欲を高めて、何かを取り組もうとするのは分かりますが、結局は、目の前のやるべき事に集中することが大切であるわけです。
その為には、気分が上下するようでは良くありません。すぐに疲れてしまいます。集中を欠きます。
また、気分が上下して、精神が不安定なのは良くありません。散漫になって、集中力が下がって、全然目の前の事に取り組めません。
精神は安定している方が良いわけです。つまり、心が落ち着いている事が大切という事です。
ですから、何かに取り組むとき、とにもかくにも、心を落ち着かせる事です。冷静になる事です。深呼吸でもして、リラックスする事です。
何かを新たに始めようとする時は、勢いは案外要りません。むしろ要るのは、冷静さです。心の落ち着きです。慌ただしい心は、何かを始めるには適していません。
何かやろうとしなくても、まずは心を落ち着かせる事です。心が落ち着いていれば、自然と思考が穏やかに巡って、展開して、何かやり始めます。やる事が生まれます。
何事も、心を落ち着かせる事が中心であるわけです。いつも、コアは、心の落ち着きです。冷静さです。
心の落ち着き、冷静さが、自分が何かを始める時間を作ってくれます。自由な時間です。自由に取り組む時間です。集中力が高まり、心地良い時間です。そのような時間を作る事です。
心の落ち着きは、何事においても、スタートです。その状態からであれば、何でも始められます。自由に始められます。
何かをやろうとしても、しなくてもいいんです。まずは、心を落ち着かせる事です。それが、色んな事を始めるスタートになります。