いかに意欲を持続させるか。そういう事も確かに大事なのですが、意欲に頼らずに持続させる事も大切であるように思います。
意欲は、ドーパミンにドリブンされて、やる気を出すというところがあって、それはそれでいいんでしょうけど、気分が上がる事でやる気を無理に出させるというところもあって、それだと、気分が上がったり下がったりと精神が不安定になるので、それはそれで疲れやすくなります。
また、刺激を求めるような感じになって、短期にはそれでいいかもしれませんが、すぐに刺激が足りなくなって、意欲が持続できなくなります。それどころか、意欲が減退して、疲労がたまりやすくなります。
ですから、意欲に期待するのは、心身が不安定になり、疲れやすくなるので、そうではない仕組みで、自分を持続させたいわけです。
そういうわけで、意欲に頼るのではなく、習慣化するというのが良いのではないかという事です。
習慣化した事は、特に、意欲無しで出来ます。いつものルーティンのようなものなので、特に意欲を高めて、やる気を出そうとしなくても、普通にできます。
そんなに疲れませんし、やる気もそんなに要りません。いつもの事ですから、淡々とやるだけです。
気分の上下なく、疲れにくいわけです。
習慣化の場合、大事な事は、いかに、持続させたい事を習慣化させるかという事です。
勢いや意欲でやるわけではなく、継続が大事です。ですから、継続できるレベルでやるという事です。
はじめは、そんなに多くの事や難しい事は出来ないかもしれませんが、出来るレベルで継続していって、習慣化していくわけです。
そのプロセスは、大してきつくはないわけです。というか、きついレベルでやらないという事です。あんまりきついと続けられなくなります。
心を穏やかに、焦らず、普通にできる事を、ただちゃんとやるという事です。そして、習慣化したら、少しだけハードルを上げて、また、継続して、これを繰り返していくわけです。
時間はかかりますが、気が付いたら、以前に出来ていなかったような事が、出来るようになっています。これが習慣化の力です。
習慣化する事が出来れば、安定的に事を進めることが出来ます。意欲は必要ありません。頑張ろうとする必要もありません。そんなに疲れません。
ですから、意欲に頼ろうとするのではなく、習慣化する事を考えるという事です。時間がかかるかもしれませんが、落ち着いて、焦らず、ちょうど良い程度で、継続する事です。
この事によって、色んな事が進められます。