何かを実現する為には、目的が重要で、自分の目的を明確にして、そして、目的に基づいた目標を設定する。その事によって、その目標を実現する事が出来る。
そのようによく言われます。自己啓発や成功哲学の本にも、よくそのような事が書かれています。
と言いながら、実践するのは難しく、成功している人は成功しているようなのですが、自分もその通りにやればできるか、と言うと、そうでもない。これが、結構難しいわけです。
ですが、確かに、自分の目的を見定めて、正しく目的を見出せたなら、それに基づいて目標を設定する事で、きっとその目標を達成されるんだろう。どことなくそう思うわけです。
この事に関して重要な事は、確かに、自分にとっての本当に正しい目的を、明確にする事が重要なんだろうという事です。
喉から手が出るほど欲しい、心からそう願っている望み、願いが、自分の目的となり、本当にそう思えたなら、それは実現するのではないかという事です。
実は、これを自分の中から見つけ出す事が難しいという事です。
本当に心から望んでいるシンプルな願いが、自分の確かな目的として見出されたなら、その願いを満たす目標を見出す事が出来ます。
確かな願い、あるいは、確かな望み、そして、それは、確かな目的であるわけですが、その確かな目的こそが、本当の目標を生み出すわけです。その目標は、本当に手にしたい、そして、本当に実現したい、ゴールとしての形です。
当然、その目標は、自分の心がドリブンされているわけですから、自分自身にとって当然実行性があり、そして、当然、自分自身が、それを成し遂げるわけです。成し遂げるだけの、自分を支える情熱、熱意、想い、信念、があるわけです。当然、自分の本当の願いであるわけですから、必死になってでも、自らそれを実現しようとするわけです。
結局、その目標を達成するのは自分です。自分以外ではなく、自分なんです。自分がその目標を実現し、達成するんです。
そして、もう一つ言える事は、自分が本当に望んでいる事以上の事は実現しないという事です。仮にその望みが小さいとしたら、実現されるその目標は当然その大きさのままであり、その大きさの通り実現されるわけです。実現はされますが、その通り、過剰でも不足でもなく、そのまま実現されるわけです。
それは、自分がドリブンされて、自ら成し遂げるわけですから、それ以下でも、そして、それ以上でもないわけです。当然と言えば当然です。
つまり、願いは叶うという事です。自分の本当の願い、望み、を自分の中から見つけ出したなら、その目標は必ず実現します。願いは叶います。
そして、もっと大事な事は、自分の願いを実現する事ではなく、自分の願いを自分自身がちゃんと知ってあげるという事です。自分で自分の声をちゃんと聞いてあげて、自分で自分をちゃんと認識するという事です。自分とつながるという事です。