毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

とりあえず今やっている事に集中する。

とりあえず、人は今やっている事に集中して取り組むんです。今、目の前にやっている事があれば、まずは、その事に集中しようとしてみるんです。

人は、そもそも、何かに集中するように出来ています。確かに、一方で、人は散漫になりがちですが、それでも、やっぱり、集中する事で自分自身をドリブンするんです。

意識は、放っておくと、散漫になります。頭の中は色んな事でいっぱいですから、何かに集中しなければ、すぐにそれらに気を取られて、意識は散漫になります。ですから、何でもいいから集中し、没頭するんです。

主観的ウェルビーイングを満たす5つの要素として、「没頭」がありますが、まさにそれです。

何かに没頭していると、それだけで人は幸せになれるわけです。逆に言えば、散漫な頭は、ウェルビーイングから遠ざかってしまうわけです。

仏教も確かに、煩悩は滅する、と言っています。何かに散漫に囚われて、ずっと思考の断片で頭をいっぱいにしてしまう。まさに、煩悩です。それでは、ウェルビーイングからは遠ざかってしまいます。

ですから、目の前の事に集中するんです。集中する対象を準備していないんだったら、まずは、とりあえず、今やっている事に集中するんです。

集中すると、自然と没頭して、その時間はとても有意義な時間になります。

また、没頭して取り組んでいるうちに、気が付いたら何か新しい展開が生まれています。新しい何かが生まれています。

ですから、とりあえず目の前の事に、集中して取り組んでみたらいいんです。きっと、何でもいいんです。特に何も無いんだったら、聴いている音楽に集中して耳を傾けたらいいと思います。

何か書き物をしているんだったら、書く事にとにかく集中したらいいんです。きっと、何か新しい言葉が生まれます。

本を読んでいるなら、その事に集中したらいいんです。注意散漫な状態で読んでも、頭には全く何も入ってきません。ですから、読む事に集中するんです。確実に、新しい知見や考え方に出会えます。

外を歩いているなら、歩く事に集中したらいいんです。案外、悪い姿勢で歩いているかもしれません。ですから、集中して、歩行中の姿勢に気付いて、良い姿勢で歩くんです。

何もやる事がないとか、目の前にやる事がないとか、そういう事だったら、無理に何かをしようとしなくていいんです。ただ出来そうなことに意識を向けて、集中したらいいんです。

きっと、集中し、没頭する事によって、新しい発見があり、新しい考えが生まれ、自分自身をドリブンしてくれます。