出来れば、生活の半分は休みの時間。回復の時間。
1日の半分は活動的な時間として使うわけだから、残りの半分は回復の時間でいいんじゃないかと思ったりします。
太陽も朝に昇ってきて、夕方に沈んでいくわけだから、地球上の人間も同じ周期を持っているわけです。太陽が昇れば、人も活動して、太陽が沈めば人も活動を止めて、休みの時間に入るんです。
生産性という事を考えたら、長い時間をかけて働くのは、バイオリズムを持つ人間にとっては適していないわけです。だいたい、1日の半分活動して、半分は休むんです。それが、きっと生産性が高いはずです。
自分にとっての回復は何なのか。それはよく知っている事が大事です。休みの時間は、別に寝るだけではありません。
自分がそれで回復するんだったら、それを活動的にやったっていいんです。意外と、そういったものはたくさんあります。
身体を動かす事が、自分にとって快で、身体を動かす事によって回復するなら、それを1日の半分の回復の時間に当てたらいいんです。
歩く事も、走る事も、案外回復です。身体は喜んでいるかもしれません。
よく考えてみたら、好きな事はたくさんあります。1日のうちに、案外好きな事や楽しい事はたくさんやっています。それらは活動に相当する事かもしれませんが、それをする事で回復しているなら、それはとても都合が良い事です。
嫌々やる事は、基本的に、回復にはなりません。だから、嫌な事、疲れやすい事、意味を感じない事、そういった事は、やるだけでエネルギーが減っていきます。そういった事は、1日に半分以上やってはいけない事です。
そうではなく、自分自身が回復する事、元気になる事を、1日のうちにたくさんやるんです。
どうしても、嫌な事、自分を疲れさせることは、1日の中にたくさんあるわけですから、それは極力減らすんです。
そして、やるだけで元気になる事、回復する事は、1日のうちにたくさん取り入れるんです。
そのように考えてくると、太陽が昇ってきて、人も活動するわけですが、同時に好きな事、楽しい事をたくさんやるんです。また、嫌な事、つらい事を減らす努力をするんです。
太陽が沈んできたら、今度は例え活動しても、元気になる事、回復する事をやるんです。そのような活動は、自分を回復させてくれます。
そして、積極的に休むんです。回復の時間に当てるんです。太陽のリズムと同じく、人間も、活動と回復の時間を意識しながら、好きな事、楽しい事を取り入れていくんです。