毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

後悔は成功のもと。

後悔の念というのは、つらく重い言葉であり、自分の人生の後悔、これまでの生き方の後悔など、取り返しのつかない事であり、取り戻せない過去でもあるわけです。

 

後悔する気持ちが重くのしかかり、それによって心が重くなるわけですが、人間ですから、それはしょうがない事。後悔の無い人生なんて、逆に言えばありません。

 

とは言え、後悔の念は錨のように心に重くのしかかるわけで、乗り越えるのも困難わけです。

 

ですが、人生には様々な選択があり、決定があります。選択しない事もあるかもしれませんが、選択しようがしまいが、後悔する事は起こりうるわけです。

 

人生には様々な分岐点があり、こちらの道を選べばあちらの道は無いわけで、あちらの道が正解で、こちらの道は不正解かもしれないわけです。

 

人生の道はひとつでありません。ふたつでもありません。たくさんあります。たくさんの可能性があるわけです。ですが、結局はひとつしかないわけです。たくさんある選択肢の中から選び取った道が人生であり、選び取らなかった道は人生ではなく、その分、後悔する可能性はどうしても残るわけです。

 

そのような意味で、後悔とは失敗と似ているわけです。失敗はつらく、成功の反対のようなものです。ですが、成功に失敗は欠かせないわけで、失敗の無い成功なんか無いわけです。

 

失敗する事をリスクだと思って、失敗が無いように生きようとすると、それこそ成功から遠ざかるわけで、後悔もこれに似ています。

 

後悔は辛い体験ですが、心理的にも身体的にも、ある種の学習です。深く刻み込まれる学びです。後悔の体験という学びによって、二度とそのような後悔はしないと、心に決めるわけです。

 

後悔による学びによって、その後の人生における選択が変わります。決定が変わります。曖昧な選択による後悔から、確かな選択に変わります。

 

後悔の無い人生なんか無いわけですから、むしろ、後悔の念を抱いたときは、その痛みを学びに変え、より意識的な選択、明確な決定に変えていくのです。

 

人は成功を望んでいます。社会的成功というより、個人的な成功、自分の成功を望んでいるわけです。

 

そして、成功する為には、失敗は欠かせません。失敗から多くを学び、失敗を乗り越え、成功に近づくわけです。

 

これと同じです。

 

後悔の念は人生どうしたって避けられません。それは辛い体験ですが、その体験を学びにするわけです。後悔から多くを学習して、その後の選択や決定を変えるのです。そして、成功に近づくわけです。

 

後悔は成功のもと、という事です。