毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「他人を招き入れ可能な」快適空間。

人は、快適な空間がとにかく好きな生き物です。それは、身体的に快適なだけでなく、脳内的にも、心理的にも、です。

 

エアコンなど、身体に対する環境として、物理的に快適な空間が大好きだし、人間関係においても快適という意味でも、快適なものが大好きだという事です。

 

例えば、喫茶店はなんだかんだみんな大好きで、コーヒーを飲むなら別に家で飲めばものの、わざわざ出かけてまでしていくわけで、それは、自分が自宅で作り出す空間とは違って、快適な空間が提供されているからです。

 

心地良くくつろぐ空間は、人にとって最高なわけです。

 

よく考えてみると、家にしろ、移動中にしろ、仕事場にしろ、ありとあらゆる場所で、人は、個人的な空間で過ごしているわけです。

 

移動中も、車の中は、パーソナルでプライベートな快適空間なわけです。シートに座って心地良いわけです。

 

仕事場も、自分のデスクがあり、パソコンがあり、椅子があり、大半の時間はそこに居るわけで、その空間は、パーソナルな空間です。そして、快適な空間である事が望ましいわけです。

 

快適でないデスク空間は、快適でない職場空間と同様、働く上で良くないわけです。

 

例えば、仕事場のデスクが心地良くない理由は、デスクが狭いという事にあります。

 

もし、自分のデスクが広く、デスク周りの空間が広くとられていたなら、かなり快適に仕事が出来るはずです。

 

他の人と、凄く密に隣り合ったようなデスクでは、絶対心地良く仕事ができないわけです。人との距離は、物理的にも適切な距離があります。

 

それは、喫茶店も同じです。あまり密に配置されたテーブル席だと、その喫茶店は心地良くありません。お客さんも来ません。くつろぐには、パーソナルで、それなりに広い空間が必要なわけです。

 

椅子やソファは何人か座れるくらいの場所で、ひとりでコーヒーを飲むのが心地良いわけです。

 

車も、自分が運転するシートだけでなく、隣の助手席や、後部座席があってはじめて心地良く、空間の大きさ的にも十分なわけです。

 

その意味で、基本的には、自分がひとりでその空間で快適に過ごしたいんだけど、たまには、他の人も入る事ができる、また、シェアできる、そういう空間が良いわけです。

 

つまり、「他人を招き入れる事が可能な」快適空間が、パーソナル空間としてちょうど良いという事です。

 

もちろん、人は自分だけのパーソナルな快適空間を望んでいます。

 

ですが、他人とも関わりたいという気持ちがあります。ですから、車であれ、喫茶店であれ、出来れば、職場のデスクも、他人を招き入れ可能な、ちょうど良い大きさ空間が好きなわけです。