毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自由と政治と資本主義経済と。

人間社会にとって、自由という概念は重要です。

 

社会が自由を実践する上で、政治が実装しようとしているのが、民主主義だったりするわけですが、それは、極力、国民一人一人の考えを国全体として反映させようとする試みであって、そうすると、実践的には民主主義になるという事です。

 

そして、実践的には、政治家が国民の代表として成り代わるわけですから、その意味で、選挙による投票によって代表としての政治家を選ぶわけで、それが民主主義の実際という事になります。

 

また、一方で、人間の自由な活動として支えているものが、実践的には、経済活動という事になるわけで、その為には、最も効率的なものとしての資本主義という事になります。

 

それが最も良いという意味ではなく、人類が編み出してきたもの中で最も効率的という意味で、結果として資本主義経済システムが良いという事になります。

 

もちろん、それに成り代わる事が可能な、より良い経済システムがあれば、それに代わる事が望ましいわけです。

 

国のみに、国民の経済活動の舵取りを任せないという意味でも、民間の企業活動は重要なわけで、出来るだけ多種多様な企業が社会の中にある事が望ましいわけです。

 

国の運営という意味では、民間企業のより活発な経済活動が国の運営をより支えるわけで、一般には、民間企業と国家というものは、両輪として回っているわけです。

 

その意味で、例えば日本では、自由民主主義が、普通に定着しているわけで、それは、資本主義経済システム、さらには、民間企業の経済活動に支えられているわけです。

 

この経済システムの場合、民間企業の経済活動が停滞すれば、それはそのまま国の運営に影響するわけで、その意味で、国は民間企業に依存しているとも言えるわけです。

 

国民一人一人が出来るだけ尊重され、個人の自由が確保されるためには、国のより良い運営が欠かせないわけで、社会保障にしても、健康保険にしても、教育にしても、結局は経済システムに支えられているわけで、資本主義体制下であれば、民間企業の活発な経済活動に下支えされているわけです。

 

そのような仕組みによって、多くの人の自由な活動が、少なくとも現在のレベルを維持しているわけです。

 

社会主義を実践しようとするにしても、また、社会民主主義にしても、資本主義経済をベースとして国の運営を進めていく限りは、民間企業の経済活動は必要なわけで、場合によってさらに必要なわけです。

 

そのような事によって、現代は現代なりに、人の自由が実装されているわけです。