毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

主観的なウェルビーイングについて考える。5つの要素。

主観的なウェルビーイングには、5つの要素があると言われています。それらの要素がどれも満たされていると、自分自身の主観的なウェルビーイングを高い状態と言えます。

 

エンゲージメントですが、日本語に言い換えると、没頭という表現を用いていて、対象に注意が向いて集中できる状態が作られていると、主観的なウェルビーイングが高まるという事です。

 

ですから、日々の中で何らかの対象に没頭できるものがあると望ましいわけです。

 

また、リレーションシップと言って、人間関係が良いと主観的なウェルビーイングが上がります。良い人間関係の人といつもいるようにして、また、出来るだけ多くの人と良い関係でいようとする事が大切というわけです。

 

アカンプリッシュメント=達成もその一つです。仕事でも何でも、日常の中に、達成を感じられるような事があると、喜びにつながるわけです。ドーパミンもいっぱい出そうです。逆に言うと、日々の中で達成が感じられなくなると、エネルギーが枯渇してくる感じがあります。なので、ちゃんと日々達成感が得られるようにしておくことは大事です。

 

そして、ポジティブな感情です。人は放っておくとネガティブな感情に支配されますから、これに対しては意識的である必要があります。常に楽しく、前向きに、喜びがあるように過ごす事が大切です。

 

また、心身の状態が整っている事が大事です。身体の状態が悪いと、ポジティブな気分にはなかなかなれません。睡眠不足も良くありませんし、疲れているのも良くありません。身体の状態を整えてはじめて、ポジティブな感情を持つ事が出来ます。

 

5つ目は、生きる意味です。有意味感です。納得感です。世界とのつながりを感じていて、自分はこのような事の為に生きていく、といった、自分なりの生きる目的を持っている事が大切です。

 

他人から言われてその為に生きる、みたいなのはダメです。こればかりは自分で見出さなければなりません。自分自身で意味を感じていなければなりません。

 

だから、常に自問自答は大切です。自分にとっての目的、生きる意味、そのような事について、明確に分かっている事が大切です。でなければ、生きる希望を失ってしまいます。絶望してしまいます。ちゃんと、生きる意味、生きる目的を持っていなければいけないわけです。

 

この5つが、主観的なウェルビーイングの要素です。全部満たされていれば、それは十分に幸せだろうし、足りないのではあれば、ひとつずつ改善していく事で、幸せに少しずつ近づく事が出来ます。