四六時中、ずっと何かをやる必要はないんです。1日のうちで、何にもしない時間があったっていいんです。むしろあった方がいいんです。
もちろん、日々やる事はあってよくて、それを基本的にやるわけですが、何もしない時間があってもいいんです。
忙しく過ごしていると、なかなか気持ちが休まりません。忙しかったり焦っていたりすると、何かをしないといけないと思って、休んだ方がいい時間の時にもなかなか休めないんです。
でも、1日のトータルの事を考えると、休む時間はあった方が良いんです。ゆっくり休んで何も考えない。無理に何かを考えようとしない。そういう余裕が必要です。
何か新しい事を始める時というのは、無理して何かをやるのではなくて、自然とやりたいなと思う時です。自然と気が付いたらやっている、そんな感じだと思います。
ですから、余裕の無い時に、また、忙しいと感じている時に、無理に何かをやるようなものではないんです。
むしろ、瞑想をするくらいでいいんです。瞑想に取り組んでいる間に、心身がリラックスして、そんな時にふと自分がやりたい事を思い出すんです。心身が本当にリラックスしないと、自分が潜在的にやりたいと思っている事なんて表に出てきません。
普段の生活の中で、自分がやりたいと思っている事は身体の深いところにあったりするんです。眠っていたりするんです。
ですから、後は、それが自然で表に出てくるのを待てばいいんです。リラックスして待っていれば、自然と顕在化してくるんです。
あまりに、日々忙しくしていると、そんなに忙しくない日でも、いつものくせで忙しい感じになってしまうわけです。それは、悪い意味での習慣です。
それに任せていてはいけません。それに任せていると、ずっと忙しいと感じたままです。そして、余裕が無いままです。それでは、本当はゆっくり過ごした方が良い時ですら、何かをやろうとしてしまいます。本当は忙しくしなくてもいいのに、忙しく過ごそうとしてしまいます。
そんなのは、勿体ないです。ゆっくり過ごしてもいいのに忙しくしてしまう。非常に良くない習慣です。
ですから、無駄に忙しく過ごしているくらいだったら、何もしない。何も考えない。リラックスした時間を過ごすんです。
よほど、瞑想をしたらいいんです。瞑想をして何もないところに自然と湧いてくるんです。自分の潜在的な何かが表に現れてくるんです。ですから、それをただ待ったら良いんです。ゆっくり過ごすんです。