毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

心の動きに気付き受容する。自分の心を学習によって育てる。

人は心を持つ生き物。心が動いてこそ人間。

 

自然としていれば、人の心は動くものではありますが、人のくせというか、不安が強すぎると、あまりに強く不安を感じたくないがあまり、無意識に不安を感じるのを避けようとして、まるで心の不安が無いもののようにして、不安を感じない。そのようにしてしまうところがあります。

 

これがあまりに習慣化してしまうと、心が動かないようになってしまいます。あまりに不安や恐れが多い場合は、それによって自分の心を守るという事はあるでしょうが、あまりにこれを続けると、そのまま心が動かなくなってしまいます。

 

人間のうつ病のような反応は、自分の精神を固まらせる事によって自分を守るという防衛手段とも言えますが、あまり長くは続けられません。

 

また、あまりに不安を回避する癖がつき過ぎると、心が多様に動かなくなり、心の豊かさが足りなくなって、欲や刺激によって生きるようになってしまいます。

 

ちょっとした心の動きでは生きた心地がしなくて、何か足りなくて、強い刺激を求めてしまうわけです。

 

ですから、そうではなくて、少しの事でも心が豊かに動くように、心を育ててあげないといけないと思います。

 

人間は学習する生き物です。学習して、習慣化して、それによって自分自身の行動を変容させる生き物です。

 

行動も変容しますが、心や感情も変容します。

 

ですから、心に感じた事をちゃんと気付くように、普段から練習をする必要があると思います。

 

感謝する事も、学習によって学ぶことが出来ます。感謝の心が身についていない場合は、意識的に、感謝の心に気付くようにした方が良いし、ちゃんと心の動きを認識する事が大切だと思います。

 

そのような事を繰り返していると、次第に感謝の心が身につきます。

 

また、不安な心を避けようとしてしまいますが、場合によっては、不安を感じるのが嫌だから、心の中で不安を無いものにしてしまう事もあります。

 

ですから、不安を感じた時はちゃんと感じる。不安を受け止める。何とかしようとしなくていいから、ただ受容する。そういう事が大切だと思います。無理に不安を消そうとする必要はないんです。心は学習して慣れます。

 

そのようにして、心の動きに気付き、心の動きを受け止める。そういう事が、心を学習する事につながり、心を自分で育てていく事になると思います。

 

心の豊かさはとても大事です。心に何も感じなかったら、人間は生きる事が大変で困難です。生きづらさの原因になります。ですから、自分の心を育てるという意識がとても大事です。