毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

過剰な期待を止めて、今目の前にあるものをよく観察する。

人は気が付いたら、過剰な期待をしてしまいます。何かよく分からないものに期待してしまうわけです。でも、よく分からないものだから、手に届かないものであって、その期待は叶えられる事はありません。ですから、ずっと満たされず、ずっと苦しいままです。

 

今自分が手にしている何かで、何故か満足できないわけです。今目の前にあるもので何故か満足できず、よく分からない何かしらに無意識に期待してしまうわけです。ですが、それは何なのか認識できないものだから、ずっと満たされません。

 

だから、そうではなく、今すでに目の前にあるものを大事にするという事が大切です。今目の前にあるものは、決して価値が無いものではありません。手にしているんですから、それこそ確かなもので、価値あるものです。それを大事にする事です。

 

そして、その価値あるものをよく見る事です。価値があるなんて認識していないかもしれませんが、今目の前にあるものを、よく見る事です。あらためてよく観察する事です。きっと価値を見逃しています。

 

手に届かない曖昧な何かしらに気を取られるのではなく、今目の前にある確かな価値あるものをちゃんと大切にするんです。それを大事にせずして、さらに新しい何か価値あるものなど、手に入りません。

 

そのものが価値があるかどうかは、誰かが決めるものではありません。自分自身が決めるんです。その意味で、今目の前にある価値あるはずのものを、価値あるものとして見定める事が出来ない状態では、どこか遠いところに価値あるものなんかありません。自分の目が、価値あるものを見落としているわけですから。

 

ですから、そうではなく、今目の前にあるものをよく見る事です。それで心が落ち着かないとしたら、それは、まだよく見ているとは言えません。よりしっかり見る事です。見る力、観察する力はとても大事です。

 

案外、価値あるものは自分のそばにあります。自分のそばにたくさんあります。今目の前にこうして価値あるものがあるのに、それが見えていないというのは、盲目の状態です。

 

あらゆる角度から見る事です。また、心を落ち着かせてみる事です。目の前にあります。それをしっかり見る事です。観察する事です。

 

だから、今ここに無い、手の届かない何かに過剰な期待をしてはいけません。そんな事では、いつまで経っても価値あるものは手に入りません。

 

むしろすでに手にしています。今目の前にあります。それをしっかり観察して、大事にする事です。