毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

物事はひとつずつ解決していく。時間はたっぷりある。事態を変化させる。

物事は、ひとつずつ解決していったらいいんだと思います。いっぺんにたくさんの事を解決しようとしなくていいと思います。時間はたくさんあります。ひとつずつ解決していけば、ずいぶん時間が経ったとき、かなりの事を解決しています。

 

何故これを言うかというと、人は何かといっぺんに解決しようとしてしまうからです。基本的には、人はたくさんの問題を抱えていますから、それらの問題をいっぺんに片付けてしまいたいと思ってしまいます。でも、いっぺんに解決する事はそうは出来ません。

 

時間はたっぷりあります。その事を忘れなければ、物事はひとつひとつやっていけば良いという事は分かるのですが、何故か時間がたっぷりあるという事を忘れてしまいます。むしろ、時間はまるで圧縮されてぺちゃんこになっているみたいに、ほとんど無いように感じてしまっています。この事が、事を難しくしてしまいます。

 

確かに、解決すべき物事はたくさんあるかもしれません。でも、仮に10個解決すべき物事があったとしても、1個解決して解決すべき事が9個になった時、状況は変わっています。全く変わっています。大事な事は、たくさんある物事を全部解決する事ではなくて、1つ解決する事で、事態を変化させることです。事態を少しでも変化させてしまえば、それまで抱えていたと思っていた物事は、解決すべき物事ではなくなっています。

 

そういう意味でも、物事はひとつずつ解決したらいいんです。というか、ひとつ解決したらいいんです。ひとつ解決すれば、全部解決したようなものです。状況が、事態が、がらっと変わっているわけですから。

 

人は大きく構えるのが下手です。大きく構えて、時間はいくらでもあると思ったらいいんです。事実、時間はたっぷりあるわけですし。時間の概念に囚われて、時間に振り回されて、時間に追われて、ほぼ無いように感じられる時間に急き立てられて、物事をいっぺんに解決しないといけないと、強迫観念に囚われてしまうわけです。何とも嘆かわしい事です。

 

1日に、たくさんあると感じられる、信じ込んでいる物事のうち、ひとつだけ解決する事を心がけましょう。それ以上は解決する必要は全くありません。たったひとつです。小さな事1つでいいんです。そして、事態が変わった事を認識しましょう。そして、明日を迎えたら、明日も同じように、たった1つだけ物事を解決しましょう。そうする事で、状況を、事態を常に変化させていく事で、時間の概念から解放されていきます。