毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

今の自分の為に生きる。遠い不安を集めてもしょうがない。

生きていると、色んな不安ってあると思います。不安なんてものは、集めようと思えば色んなところから集められると思います。不安とは、潜在的なものですから、引っ張り出せば、どこからでも引っ張ってこれる。そういうものです。だから、不安を拾ってその事で不安にならないように、不安は気にしないように、脇に置いておくことが大切だと思います。

 

不安とは、潜在的という意味では、遠いところにあるものです。自分から随分遠いところにある事が多いものです。だから、わざわざ自分から遠い事を気にして、それで不安に陥って苦しむようであれば、自分に近いもの、自分に近い「今」を大事に生きる事が大切だと思います。

 

遠いという意味では、遠い未来の事を指す事も多いと思います。今からは程遠い、未来の不安を気にしてもしょうがない事です。現実になるかどうかなんて分からないわけですから。潜在的な不安な未来はたくさんありますが、今は1つしか体験していません。だから、「今」として現実化しないほとんどの潜在的な未来は、気にする必要はありません。脇の置いておくに限ります。

 

だから、自分にとっての「今」に近い事について考え、それらを大事にして生きていく事が重要です。身近な事、日々の生活の事、そういった事が大切で、そのような身近な事を大事にせずに、自分から離れた遠い事に不安になってしょうがない事です。

 

5年先より今年を気にするべきだし、今年の終わりを気にするより、今月を気にするべきです。そして、来週を気にするより今週を気にするべきだし、明日より今日を気にするべきです。

 

人との関係だって、遠い人より身近な人を気にするべきだし、人の事より、自分の事を気にするべきです。今の自分をもっと気にしていいし、今の自分の為にもっと生きていいと思います。

 

自分という存在にとって、自分は最も身近で、最も「今」の事です。自分の手の届く範囲の事に集中して、それらの事からきちんと手を付けて、自分の手の届かない事には手を付けない。それが普通です。自分の手の届かない事が不安だからといって手を付けようとしてもしょうがない事です。どうにもならないんだから。ただ、不安が膨らむだけです。

 

不安なんてものはいくらでも集められます。遠いところから、遠い未来から、手の届かないところからでも集められます。でも、集めたところでどうしようもありません。ただ不安が膨らんで疲弊するだけです。それより、自分に身近な事を、今の自分の為に生きていくのが良いと思います。