毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

ネガティブでストレスいっぱいの「何か」をしない為に、むしろ「何か」をする。

今日は何もしない。何もしたくない。ゆっくり過ごしたい。そのように思う日ってあると思います。

 

今日こそは、日々の仕事のストレスの事とかで頭をいっぱいにせず、頭を空白にして、のんびり過ごしたい。心地良く過ごしたい。そして、十分に癒しを得て、回復したい。よくそう思います。そう願います。

 

何故、「そう願います。」と言うかというと、そう願うばかりで実際はそのようには過ごせない事が多いからです。今日こそは日頃のストレスいっぱいのごちゃごちゃから解放されて何もしないでおこう。そう思っても、1日が終わった頃には、頭の中が、ストレスいっぱいで、ごちゃごちゃで、ネガティブな気分と後悔が押し寄せてきます。

 

問題は、「何もしない」と考える事です。確かに何もしないかもしれませんが、頭の中では、結局何かをしてしまっています。何かが展開しています。考えてしまいます。ネガティブな日々を送っているなら、ネガティブな「何か」を頭の中で考えて、展開させてしまいます。

 

なので、「何もしない」ではなくて、むしろ何かをする事の方が大事だと思います。とにかく何かをする事で、ネガティブな「何かをしない」事です。

 

気が付いたら、昨日までの会社の愚痴を言い始めるかもしれません。愚痴を言うのは簡単ですから、愚痴を言い始めると、昼になり、夜になります。なので、愚痴を言い始める前に、「何か」をするんです。

 

何もしなくても、頭の中は空白にはならないわけですし、その空白にはすぐにネガティブな何かが侵入してきます。だから、その侵入を防ぐために、何かをするんです。

 

読書みたいな、活字を追って言語を使う行為、想像する行為、思考を使う行為によって、ネガティブな思考の侵入を防げるかもしれません。読書は、その意味では適しています。

 

映画やドラマでもいいかもしれません。活字を追うのは疲れる、言語脳の使用が面倒という点では、映画やドラマなどの視覚的なものは良いかもしれません。圧倒的な視覚の情報量によって、頭の中の空白は埋め尽くされ、余計な、ネガティブな何かの侵入を妨げられます。

 

映画やドラマは展開が速過ぎてそれはそれで疲れるという場合には、漫画でもいいのかもしれません。漫画は活字の本と同じで、自分のスピードで読めます。且つ、情報は視覚的なものですから、言語脳に頼らなくても楽に情報を解読できます。

 

そのようなわけで、今日こそは何もしない。頭に空白を作る。その事でのんびり過ごして回復しよう。そのような考え方は止めましょう。そうではなく、むしろ何かをしましょう。読書でも映画でもドラマで漫画でも、何でもいいと思います。その事で、ネガティブな、ストレスいっぱいの「何か」をしないで過ごす事が出来ます。