毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

関わりからのフィードバックを感じる習慣や時間を作る。

人は独りで過ごしている時、色んな事を頭の中で考え、何かを感じています。また、仕事に出かけたり、買い物に出かけたり、人に会ったりした時も、いろんな話をして、やり取りをして、関わって、そして、また何かを感じています。

 

たくさんの人やたくさんの人が居る所では、独りで過ごしている所より、関わったり関わられたりの頻度や強度が大きいので、その時に自分自身が感じる事を大きく、また、強く多様に感じられるような気がします。

 

人間は、基本的に、感じる事を通して自分自身を実感していて、生きている事を実感しています。だから、たくさんの人と関わろうとします。世の中と関わろうとします。その方が、自分独りで何かを感じるより、より予測のつかない、自分独りでは生み出す事が出来ないような事を感じる事が出来る気がするからです。

 

一方で人は、いつだって色んな事を感じています。心が感じているとも言っていいですし、身体が感じているとも言っていいと思います。とにかくあらゆることを感じているわけですが、あまりに感じる事が同時にたくさんあり過ぎて、まるで麻痺をしているかのように、気付いていません。

 

そして、色々と心や身体は感じているのに、自分の意識としては、無意識のレベルだったりして、無意識のレベルで自分自身影響を受けています。気付いていませんが、身体や心は影響を受けています。

 

人は、交感神経が優位の時、外向的にあるいは社交的に活発に多くの人と関わったり、注意を多くの事に向けていたりすると、それらの事に気を取られていて、無意識レベルで自分の身体や心が感じている事に気が付きません。

 

なので、リラックスした時間を作って、身体が多くの事を感じている事を、ゆっくり確認する事は大切だと思います。せっかく色んな事をやって関わっても、何も感じず過ぎ去って、感じる主体の自分は関わった割には大して感じずに過ごしてしまいます。

 

人間にはバイオリズムがあって、1日の中に活性化して活動的な時と、活性を下げてリラックスする時とあります。

 

習慣として、自分と向き合うゆっくりとした時間を持つ事で、色んな人と関わった事、活動した事などを思い出して、そのフィードバックを感じると、何か自分を取り戻したように感じます。常にそうやって、自分が日々関わっている事からのフィードバックを感じる事で、自分自身を感じて、自分が安定して、何かをそこからスタートできます。

 

何かを求めて、外に気持ちを向けて、関わろうとするのは人間として普通ですが、人間は感じる主体です。そして、人間は活動的な時とリラックスする時のバイオリズムを持っています。ゆっくりとする時間を習慣として持って、関わりからのフィードバックを感じて自分を感じる事が大切だと思います。