毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「自分の生き方はこれでいいのか」という不安。心の声をちゃんと聞いて認めてあげる。

生きていく中で、「自分の生き方はこれでいいんだろうか。これじゃいけないんじゃないだろうか。」と、自分の生き方について不安がいつもあると思います。こういう引っ切り無しの不安は、人間だから当然だと思います。人間にはネガティブな事に優先的に反応する認知バイアスがありますから、不安がよぎればいつだって優先的に反応します。

 

こういう不安に関しては、自分でちゃんと聞いてあげる事が大切だと思います。自分の中の「心の声」を、自分でちゃんと聞いてあげる。

 

いつだって不安というのは漠然としていて、その不安感で落ち着かなくなったり、その不安感に過剰になって憂鬱感が発展したり、自己否定感につながったりします。

 

不安の原因は、案外すぐには分からない事は多いですが、自分の中で、それを言葉にしようとする事は大事かなと思います。それを、心の声として出す事が出来れば、それが不安を軽減していくチャンスになると思います。色んな言葉の表現方法での問いかけは大事かもしれません。

 

自分の心の声に、ちゃんと耳を傾けて、聞いてあげる。そして、認めて、受け止める。セルフコンパッションの意識です。自分のこれまでの人生を振り返って、自分の過去、自分の歴史を認めてあげる。とても大事です。今自分がここに立っているのは、ここまで生きてきた自分によるものです。

 

他の人に言って、自分の生き方がこれでいいか確認する事も可能ですが、たいていは、自分の思うような、自分の期待するような返事は帰ってきません。むしろ、逆につらくなったり、混乱したりします。だから、自分で自分の心の声を聞いてあげるようにする事が大切だと思います。

 

「この生き方でいいのか」という問いと不安ですが、考えてみれば当たり前の事でもあります。そもそも「こう生きる」なんていうものは無いんです。生き方を大人や社会が提示している方法に合わせて生きていくというのもありですが、時代は常に移り変わっていますし、個人個人で歩む人生は全然違います。人生に正解はないんです。正解はないわけですから、その意味で生きていく事が不安になるようなしょうがない事です。

 

そういった事を、自分で認めて、自分で自分を支えるという事が大事です。他の人に支えられても、それでは生きていくのが不安定です。自分で自分を支えるようにする事が望ましいと思います。

 

人生全般、不安ばかり、仕事も、仕事の細かい事も、生活全般、人間関係、全てどうしていくのが良いのか分からないことだらけ、不安だらけ、不確かなことだらけです。それは普通の事です。

 

そういうわけで、自分の人生、「この生き方でいいんだろうか。いけないんじゃないだろうか。」という不安、あると思います。それは人間として普通なのでそれで良くて、むしろその不安について、自分の「心の声」を自分でちゃんと聞いてあげる事が大切だと思います。そして、ちゃんと認めて受け止めてあげる。結局、自分で自分を支えてあげるしかないですし、その方が良いし、実際、いつだって自分はそれでいいはずです。