毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

自分の気持ち「甘えたい」に気付く。内在する抑圧と欲望の仕組みとセルフコンパッション。

日常がなかなか上手くいかない、仕事がつらい、現状や自分を変えたい、そういう気持ち、ニーズって、自分の中にあると思います。人間って本来そういうものかなって思うのですが、そういう自分はいけない、と無意識に律してしまって、結果的に、自分のニーズ、気持ちに気付かずにいるという事ってあると思います。

 

自分がつらいと思っている事、困っている自分を誰かに「分かってほしい」「分かってもらいたい」というニーズ、気持ちがあるという事です。でも、そういうのはいけない。「甘え」はいけない、どこかでそう無意識のレベル、潜在意識でストップをかけている。日本では、この「甘える」というのは「恥」につながる文化ですから、無意識の甘えは、無意識に恥、否定につながる仕組みを自分の中に内在しがちです。

 

ですが、いくら、フロイト超自我のようなもので自分の「甘え」の気持ちを抑制しようとしても、その甘えが根源的なところで無くなるわけではありません。その「甘え」は、欲求、願望、欲望、という形で噴出してしまいます。そして、自分の中の「甘え」に対する抑圧が、「誰かに甘えたい」という絶え間ない欲望として出てきて、自分以外の誰かに解消してもらおうとしてしまいます。

 

大事な事は、まずは、この「甘えたい」という自分の気持ち、ニーズを、自分で気付いてあげる事だと思います。それが、大事な最初の一歩だと思います。

 

なかなか、自分の中に、そういう「甘え」のニーズがあるという事に気付けません。だから、普段から、他人に無意識に聞いてもらいたがったりして、自分のつらさや不満を分かってもらって安心しようとするわけですが、相手もその話を聞き続けるのは大変ですし、自分の中のとめどないつらさや不満は実際なかなか解消されず、自分でこじらせてしまう事もあり、また、聞かされる相手もつらくなって、良くない関係になってしまう事もあります。

 

なので、自分で自分の事に責任をもって律したいわけですが、それはそれで難しく、自分自身を抑圧して追い詰めてしまいます。

 

だから、繰り返しですが、自分で自分の「誰かに分かってほしい」「誰かに甘えたい」という気持ち、ニーズを知ってあげる、気付いてあげる事が大切だと思います。セルフコンパッションです。

 

自分の中の甘えの気持ちに気付くには、時間がかかります。でも、自分に向き合う時間をしっかりとって、気付いてあげる事は、それこそ精神的に自立する大事な一歩です。

 

人間はそういう生き物だと思います。つらい気持ちや不満はあります。それを誰かに分かってもらいたいし、甘えたい。甘えの構造を持っています。そしてそれは普通の事です。そういう根源的な甘えの気持ちが自分の中にあるという事を自分で気付いてあげる事が、前に進める大きな一歩になると思います。