毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

今ここを生きるには「急ぐ」のはダメ。ゆっくりとした時間を生きる。

ウェルビーイング(Well-being)の為には、「今ここ」を生きる事が大切だと思っています。今回は、今ここを生きるという点から、「急ぐ」のはダメで、ゆっくりとした時間を常に生きるようにする事が大事だというお話をしようと思います。

 

まず、「急ぐ」のは良くないという事です。ただ、急いでいる状態になるのはまだ仕方がないかなと思います。そういう事は日常的によくあるし、全く急いでいない状態は作るのは難しいです。でも、自ら積極的に「急ぐ」のは良くないと感じます。

 

何故「急ぐ」のがダメかというと、急ぐ時というのは、いつも未来の事ばかり考えているからです。未来のある時点の事を考えて、すぐにその未来を今にしようとしてしまっているからです。そうすると、気もちが、未来を今にしようとしてしまうので、「今」からその「未来」までの時間が短く感じられてしまいます。その未来に到達しようとしてしまっていますから、「今」の事をないがしろにしてしまっていますし、今からその未来の時点の時間が無くなってしまいます。完全に、今ここを生きられていません。

 

そして、ずっと「急ぐ」感じになっていると、今からその未来の地点、そして、その未来の地点からさらに未来の地点まで、連続的に時間が感じられなくなってしまいます。そうなってしまうと、時間がずっとない状態になって、ずっと今を生きた心地がしなくなって、今ここを生きられなくなってしまいます。

 

なので、どんな時も、ゆっくりとした時間を生きるようにしていた方が良いと思います。ゆっくりとした時間を常に生きる事が、今ここを生きる事につながります。

 

どうしても急がないといけない事態というのは、そもそもが計画通り、予定通りに行かない状況になっているので、最初の計画や予定の段階で成り立っていない事をしようとしています。実際、急いで何かをやっても、うまくいく時もあるかもしれませんけど、上手くいかない事が多いです。それより、上手くいかなかった後に、その事をしっかりフィードバックして、今後の反省材料にすればよいと思います。

 

大事な事は、ウェルビーイングを目指して生きる事です。出来るだけ「今ここ」を生きるようにする事が大事です。そこに照準を合わせようとすると、急いで生きる事は時間が無いように感じられて「今ここ」を生きる時間が無くなってしまうので、何か計画や予定が合って間に合わないような気がしていても、常にゆっくりとした時間を生きるようにする事が大切だと思います。

 

実際、時間はたくさんあります。ゆっくりとした時間を生きれば、感じられる時間は長くなります。そうする事で、「今ここ」を生きられるようになると思います。