毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分で習慣を作る方法。振り返り・自己理解・計画・実践のループ。

私は、習慣とは毎日の生活や人生を形作るためのベースとなるものと思っています。実質的には、習慣とは生活や人生そのものと言ってもいいかもしれません。なので、自分の望むような、自分にとって良いと思う習慣を作っていく事が大事だと思います。

 

ですが、どことなく生活や習慣が上手く回っていないという事はよくあるし、自分がどのように生活していきたいのかとか、何を習慣にしていきたいのかとか、そういう事も分からない事って多いと思います。

 

そこで、私が思う、自分で習慣を作る方法についてお話ししたいと思います。基本的な流れは、振り返り、自己理解、習慣の計画、習慣の実践、とそのループです。

 

まず、いきなり習慣を作ろうとしても何から始めて良いか分からないと思います。なので、これまでやってきた事を振り返るという事です。これが最初です。ある意味、すでに習慣はみんな持っています。無意識であれ、意識的にであれ、日常は小さな習慣の総合したものです。だから、習慣を作るという言い方も出来ますが、習慣を変えるという言い方も出来ます。

 

なので、まず、2週間とか1か月とかもっと長くても良いかもしれませんし、短くても良いかもしれませんが、これまでの事、習慣になっている事について、振り返ってみる事です。

 

そして、自己理解です。振り返ってみて、それらの習慣は良かったのか良くなかったのかとか、この習慣は好きだとか変えたいとか止めたいとか、実際にやっていた事とか、その時の感情や気持ちに関する事とか、身体の状態の事も含めても良いかもしれません。そういう事を振り返りながら、自分はこういう事が好きなんだとか、やりたくないんだとか、変えたいんだとか、そういう自己理解を深めていく事が良いと思います。

 

次に、この自己理解を踏まえて、自分で習慣にしたい事を決めていくという事です。習慣の計画です。もちろん、これで自分の習慣が決定して定着するわけではありません。人間はやってみないと分からない不確実性の生き物ですから、とにかくやってみたい事をやってみようという感じで習慣を計画します。

 

習慣の計画の仕方のポイントは、大変そうな事を習慣にしないという事です。労力がそんなにかかりそうにない、小さな習慣で十分です。もし、思い切った事が出来そうだったらやってみても良いかとは思います。習慣化の定着という観点では、小さな習慣の方が確実性は高いです。そうやって、私は、軽い筋トレを習慣にしてみたり、朝食抜き生活をやってみたりしてきました。

 

もう一つのポイントは、習慣とは毎日の事ですから、毎日の生活の中に組み込めるように計画しないといけません。時間的にも無理な計画は生活を成り立たせないものにします。ですから、何かの習慣を始める時は、他の何かの習慣を止める事を含まれるかもしれません。そういう意味でも、習慣はちょっとした事を計画する方が良いように思います。

 

そして、それらを踏まえて、実際に実践するという事です。基本的にはこの流れですが、出来れば、習慣の定着には時間がかかるので、1週間以上、2週間くらい実践してみるのが良いと思います。

 

これで終わりではなく、それから、フィードバックするという事です。2週間くらいしたら習慣化に上手くいくものは習慣化するし、しないものは習慣化しません、そういう事も含めて、最初にやった事と同じように、これまでの振り返りをやるという事です。

 

この一連の流れを繰り返していく事で、自分で習慣を作っていけるのではないかと思います。振り返り、自己理解、習慣の計画、習慣の実践、振り返り、のループです。習慣化していくものはしていって、していかないものは習慣化しない。そして、振り返りをしながら、改善したり、新しい習慣をさらに取り入れていったりしていく感じになります。

 

人間は、不確実性の中で、やってみて、記憶学習しながら経験をためて、それを元に、またやってみる生き物です。最初から、自分の事、自分の進み方、生き方はわかりません。振り返って自分の歩いてきた軌跡から自分が分かる、そういう感じです。

 

そういう風にして、自分で習慣を作っていけば、少しずつ、でも、確実性が高く、自分らしく、自分で決めて、変わっていく事が出来るのはないかと思っています。