毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「今ここ」を目指すリラックス瞑想。思考しない時間を作って脳疲労を癒す。

瞑想を習慣として毎日続けてきて、10か月以上経っていますが、最近分かってきた事は、瞑想では「今、ここ」の状態に集中して、身体と心を深くリラックスさせて、心地良さを身体で感じる事が大事だという事です。

 

最近、秋になってきて少し寒くなってきている中、朝から今住んでいるマンションのバルコニーに出て瞑想をやるようにしています。寒いですから、暖かいものを羽織ってチェアーに座ってやっています。朝日が昇ってくる頃なので、まだ静かで空も澄んでいて、空気も適度に冷たくそれも気持ちいいです。そういう感じで、外気の冷たさや、外の景観や静けさや音を感じるようにして瞑想をすると、身体が外の世界を感じている事が分かりやすくなりますし、身体で感じている事が心地良さにつながっていく感じが分かります。心地良いと感じる事は心が穏やかになっていく事にもつながっていきます。そういう感じで、身体の感覚を通して、心地良さから、リラックス、そして、心の穏やかさ、落ち着いた状態になっていく感じです。家の中より、外の方が、より感覚的に集中しやすいように思います。

 

身体からアプローチせず、そのまま内観するようなイメージで、身体を感じようとする事もできますが、雑念が多いと、そちらに注意がいってしまって、上手く感じる事が出来ない事があります。自分の意識だけで身体の状態を感じようとするにはやっぱり注意を向ける力が弱くて、それより、外に出て、身体の感覚器官を使って身体の状態を感じる方が、感じる強度も強くてやり易いように思います。

 

昨今は、「スマホ脳」のような言葉も流行っていますが、日常は情報が多くて、頭や脳がとにかく疲れやすいと思います。特に大した事はしていない日々を送っているつもりでも、ずっとスマホを見たり、PC作業をしたりしていると、知らず知らず脳は疲労しています。また、そうやって、脳に絶え間なくランダムな情報が入ってくると、脳は、自動思考をしてしまって、無意識にずっと活動してしまいます。また、そのランダムな情報の事についてあれこれ考えてしまって、色んな事を想像したり、まだ起きてもいない未来の事を自動予測したりしてしまいます。でも、それは脳の自然な活動なので、情報が増えすぎるとそうなってしまいます。それに、不安や焦りなどの感情が伴ってきますから、脳疲労はさらに倍増しますし、気分が乱れてメンタルにも影響してしまいます。

 

だから、疲れた脳を癒すために、脳を使わない時間を作ってあげる事が大事だと思います。それを癒すには、やっぱり、身体をリラックスした状態にして、そして、心地良さを感じている状態を作ってあげる事です。人間は身体から出来ていますから、身体からアプローチする事が大切です。身体がリラックスしてくれば、快適さ、心地良さを通して、脳が解放されてきます。ずっとサーチし続けている脳が、リラックスして解放されて心地良い脳になっていく感じです。

 

そういうわけで、朝はバルコニーで瞑想をしているのですが、今のところ良い感じです。それでもまだ脳疲労はあります。なので、これからもバルコニーでの瞑想を続けていって、脳疲労が増えないように、むしろ減らせるようにやっていこうと思っています。