毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

昼の瞑想。心身のチェック。

私は基本的に、毎朝瞑想を習慣としてやっています。仕事に行く前の10分から15分。呼吸に集中しながら瞑想を始めるのですが、思考や記憶の断片にすぐにまみれてしまいます。そして、それに気づいて、呼吸に集中するようにしつつ、自分は最近こんな事を思っているのか、考えているのかと客観視して自分に対する気づきを得ています。そんな感じで、もう2か月は経ちました。

 

そして、夜の瞑想もたまにやっています。夜は朝と違って、身体の疲労感が高く、身体の状態に気付く事が多く、身体を休ませようという自分を労わるような気持ちが出てきて、心地良い感じになれます。

 

そこで、昼間に瞑想をするとどうなのだろうかと思って、午後の休憩の時に、軽く10分程度目を閉じて行ってみました。

 

まず、朝や夜とは違って、全然落ち着かないという事がわかりました。やはり昼間の活動期だからか、精神が高ぶっているような感じで、しばらく目を閉じて静かにしていても、気持ちがせかせかして、静かに内観できるような状態に持っていけませんでした。瞑想時には、自分を客観的にただ観察するサリエンスネットワーク(SN)の脳モードに持っていきたいのですが、常に注意を何かに向けているような感じで、というか、気を取られているような感じで、上手くいきませんでした。

 

おそらく、昼間は自律神経の交感神経が優位になっているからだと感じました。どちらかと言うと緊張気味で、リラックスとは反対の状態でした。

 

そして、心臓の鼓動が速く、また強く感じました。身体は活発に動く時間帯でもあるから、おそらく血圧も高い感じで、心臓が頑張っているんだなと思いました。呼吸も、どことなく余裕なく、一生懸命空気を取り込もうとしているし、さらに、胃腸もどことなく負荷を感じている感じでした。けっこう、身体に負荷がかかっている、という事に気付きました。疲れていたのかもしれません。首や肩、そして、胸も力んでいる感じで、これでは首コリや肩こり、さらに、血流が悪い事で頭痛になって、身体は疲れるはずだ、と思いました。

 

この昼の瞑想を行ってみる事によって、朝の瞑想、夜の瞑想との比較も含めて、交感神経優位の時、副交感神経優位の時とで、瞑想の感じは違うという事がよく分かりました。心を静かにして、SNの脳モードで内観するような瞑想の場合は、きっと副交感神経優位のリラックスした時が望ましいんだろうなと思いますし、でも、交感神経優位の時も、自分の心身の状態をチェックできて、メリットはあるように感じました。また、交感神経優位時の活発な活動期だからと言って、瞑想に向かないかというとそうでもなく、身体の状態を知れる事は凄く良いし、リラックスしていないとは言っても、何もしないよりかはリラックスしますし、一日の半ばでのリセット、切り替えに良いと感じました。一日の後半を無理せず過ごそうとか、ゆっくり過ごそうとか思えて、過ごし方を調整するきっかけになります。

 

そのような事で、昼の瞑想を行う事で、昼はいかに緊張していて落ち着かず、身体に負荷がかかっているかという事が分かりました。また、朝や昼の瞑想の違いから、自律神経の状態、交感神経優位か副交感神経優位かで、瞑想の状態が変わる事、でも、それぞれ心身に有意義であることも感じました。

 

こうやって、朝、昼、夜と、色んな時間帯で瞑想を行ってみる事で、自分の心身の状態を把握したり、コントロールの方法を見つけたりできるように思います。時間があるときに、また昼間に瞑想をやってみて、心身のチェックをしてみようと思います。