毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

確かな「快」を基礎に習慣を作っていく

習慣というのは、自分の生活や人生を形作っている実体です。習慣には時間軸もあって、過去から現在、現在から未来に向かって、様々な習慣を継続していく事によって、生活や人生は進んでいきます。そのくらい、習慣は大事です。

 

ですが、どうやって、自分にとって良いと思う習慣を身につけていいか分からない。作っていけばいいか分からない。そういう悩みってあると思います。

 

せっかく新しい習慣を思いついて続けてみても、すぐに飽きてしまったり、自分にとっては役に立たないと感じたり。だからと言って、何らかの習慣を続けなかったら、いつまでも自分自身に何も積み重ならなくて、振り返って、何でもいいから習慣として続けておけばよかったと後悔する事もあります。一体、どういう軸で習慣を考えて取り組んで行けばいいんでしょうか。

 

そこで今回は、習慣の作り方という事で、自分にとっての確かな「快」を基礎にする、そして、その「快」に基づいて習慣を作っていく。というお話しをしたいと思います。

 

まず、自分にとっての「確かな快」が大事です。確かな快とは、自分が本当に、心から、心地よいと感じる事、快適と感じる事です。

 

快には、色んな種類があって、インターネットでアマゾンなどをサーチしながら、「これ欲しい!」と思って、買いたいという欲求が急激に高まって、ワンクリックする。これもある種の快です。そして、商品が届いたころに後悔する。衝動買いというやつです。衝動買いはお勧めできませんが、快には個人差があるので、どれも基本的には否定しません。でも、あまり衝動的に飛びつくような快ではなく、自分が落ち着いていて、静かに、「快」と思う事を自分の快と考える方が良いと思います。

 

また、柔らかいソファの上に座って、クッションを抱きしながら心地よく過ごす。これも快です。

 

もちろん、快とは感覚的なものだけでなく、うれしい、楽しい、のような感情も快だと思います。自分がどういう時に、そのような穏やかな快を感じるのか。非常に大事です。

 

動物的な、感覚、感触に近い快もあれば、概念も含むような自ら心地よいものとして価値づけたものも快と言えるかもしれません。人の美しい行為や態度、考え方なども、ある人にとっては見ているだけで凄く快を感じるかもしれません。

 

そのような、自分にとっての確かな快とは何か、について、時間をかけて、ゆっくり考えてみましょう。これは意外とすぐには気付かないかもしれません。自分の事なのに、意外と自分にとっての確かな快とは気づかないものです。でも、時折、確かな快を感じる時があります。それを逃さずキャッチできるととても良いです。でも、そんなに簡単ではないですから、日頃から、自分の確かな快とはなんだろうと思いながら過ごして、静かな時間を取ってゆっくり自分の快について振り返ってみて下さい。

 

そして、確かな快に気付けたら、それに基づいて、習慣を作っていく事です。ただ単に、その確かな快を感じる習慣を行っていくようにするという事です。

 

色んな種類の確かな快が、人それぞれにあるので例を出すのは難しいですが、例えば、自分にとって、人と接するときに、お互い気を遣い合って暖かくて優しいコミュニケーションをとるようにしていると凄く心地が良いという場合は、そういうコミュニケーションになるように、人と話をする習慣にしていく、さらに、人間関係を構築していく、そういう事を習慣にしていくというが良いという事です。これが習慣になれば、人とコミュニケーションを取る事が心地よいですから、日々楽しくなってきます。こういうのは、素晴らしい習慣だと思います。

 

例えば、朝、喫茶店に寄って、コーヒーを飲みながら静かに本を読んだり、物思いにふけったりする。これが自分にとって凄く心地よいという事もあると思います。その場合は、毎朝喫茶店に寄って、心地よく過ごすというのを習慣にすればよいと思います。その習慣は継続できるでしょうし、豊かな時間を過ごせますし、豊かな生活を形作ってくれます。

 

こんな感じでしょうか。自分にとって良い習慣を作りたいと思う時は、自分にとっての、心から感じる「確かな快」を発見してみて下さい。そして、その「確かな快」を大事にしてそれに基づいて習慣にしていってください。その習慣は継続できますし、自分の生活や人生を楽しく豊かにしてくれます。ぜひ、習慣作りに困っている人はトライしてみて下さい。