毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

眼軸って何。眼精疲労と頭痛。

眼精疲労でお悩みのみなさん、私は40代ですが、皆さんと同様に、眼精疲労と頭痛で悩んでおります。

 

眼精疲労と頭痛は、どちらと言えば、頭痛の方に凄く悩んでいて、悪いときは頭痛とともに吐き気も起こって、そうなると仕事は全く手につかなくなります。一方、パソコン作業をしたり、パソコンのディスプレイでKindleを使って本を読んだりしていると、目と眉毛の間のちょっと眉間よりの奥の方が痛くなるというか、不快感というか、そういうので、きついなと思っていました。それで、「頭痛」と「目の奥が痛い」というのに関係があるのではないかとずっと思っていて、ネットでも色々調べていたつもりだったのですが、よく分かっていませんでした。

 

私は、基本的に近視でメガネをかけています。「眼精疲労」などで調べていると、目というものは、何かを見る時に、焦点を合わせようとして目の水晶体の厚さを目の周りの筋肉で調節して合わせようとするようで、それが頭痛と関係があるような記事が出ては来るのですが、その事が自分の頭痛と関係があるような気がしていなかったのです。

 

ですが、最近NHKのテレビでもありましたが、「眼軸」というワードが出てきました。眼球の顔の表面側の角膜から脳みそ側の奥の方の網膜までの距離の事を眼軸長と言うようですが、この眼軸長が長くなるという話です。もう少し丁寧に言うと、眼球の形が変形して、顔の表面側から脳みそ側の奥の方に、眼球が膨張するという事です。通常、眼球から入ってくる対象物の光の像は、水晶体のレンズで絞られて、眼球の奥の脳側に配置してある網膜上で、焦点を合わすようにして映し出されます。近視の人の場合は、その焦点位置が、水晶体側の手前の位置になっているので、普通に対象物が見ようとして水晶体の厚さを調整してもピントを合わせる事が出来ません。だから、メガネをかける事でそれを補って商店までの距離を伸ばして、網膜上で焦点を合わせるようにしています。

 

ですが、その近視の人がメガネをかけたまま、近距離でパソコンやスマホを見ようとすると、対象物が近すぎるため、眼軸長よりも長い距離に、つまり網膜よりも奥の方に焦点が来ますから、水晶体の厚さやメガネの調節が効かず、その結果、眼球が奥の方に膨張するという話です。

 

それで、自分の「目の奥が痛い」という事と、「頭痛」の関係性に合点がいきました。自分のこれに関する事について振り返ってみますと、以下のような感じです

 

まず、スマホもそうですが、パソコンのディスプレイを、仕事や自宅で長時間見る事が多いという事です。これは割と一般的とは思います。その中でも、毎朝、パソコンのディスプレイでKindleを使って本読みを30分くらいしていて、それをやった後、目の奥がきつくなっています。

 

そして、メガネは基本的に近視用を昔から使っています。今のメガネと使ってもう5年は経っているような気がします。メガネ無しだと、以前は0.1以下の視力で、パソコン用作業などの近距離用という事で、0.9くらいになるように作ってもらっていました。でも、最近視力検査のたびに、視力はメガネをかけて1.2くらいになって上がっています。でも、実際、メガネを外しても、50cmくらいの距離であれば、多少見えます。

 

症状ですが、上でお話ししたように、パソコンのディスプレイを比較的長時間見たあと、目の奥が痛く、というか、きつくなります。これが眼精疲労と言うのかわかりませんが、目の奥の疲労感みたいな感じでしょうか。会社の仕事では基本パソコン作業が多いですから、そういう症状は多いです。そのような疲労感はひどいと、たいてい頭痛になります。悪いと吐き気を伴います。上の、眼軸長が伸びるという症状は、三叉神経と関係して吐き気を伴う場合があるという記事を見て合点がいきました。

 

以上の事から、私は、対策として、近距離作業では、メガネを外す事も取り入れる事にしました。スマホ、PC作業です。つまり、きっとこれは、一般に言われてきた「老眼」というものなんだろうと思います。私も40代半ばですから、そりゃそうだという話です。今後、適したメガネに買い替える必要がありそうです。

 

そして、近距離の作業を長時間しないという事です。現実的に考えて、30分毎に休憩を入れるという事です。そして、休憩のたびに、遠くを見るようにします。作業中は、目は集中していて長時間緊張していますから、リラックスして、5分くらいいいから、目を休ませるようにします。

 

今後、この「近距離作業は30分毎に休憩を入れて遠くを見る」という事を、毎日の習慣にしていきたいと思います。