毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

セルフメンタルコントロール。習慣と言葉。

日々のつらい感情など、メンタルの状態をいかにセルフコントロールして、日々を快適にやっていくか。非常に重要な課題だと思います。仕事で働いている人も、日常の生活でも、毎日のようにストレスがあって、ネガティブな感情が湧いてきます。忙しく余裕がなくなってくると、頭の中がうるさくなって、ネガティブな状態になっていきます。だから、そういうネガティブなメンタルを日々コントロールする、そういうお話をしたいと思います。

 

メンタルのセルフコントロールをしていく上で役に立つのは、習慣と言葉です。この2つを上手に身につけてやっていくと、メンタルの状態が落ち着きやすくなると思います。

 

まず、メンタルコントロールに最も重要なのは、習慣によるアプローチです。習慣で取り組む時間スケールは数週間です。数週間の時間スケールを意識しながら、メンタルの状態を改善していくのが良いと思います。そして、習慣とは、身体へのアプローチが基本です。ほとんどの場合、ネガティブなメンタルの状態は、身体の状態によっていて、ストレスや不安で頭が疲れているはずです。そこで最も重要なのが、睡眠です。たいてい睡眠不足で頭や身体の状態が悪くなっていると思います。そして、良い睡眠に持っていくには、一日や二日では足りません。良い睡眠を数週間かけて習慣化していく事が重要です。もちろん、睡眠だけでなく、生活リズムや食事、適度な運動も重要です。良い食事、ある程度の運動を習慣づけていく事が有効です。さらに、姿勢や呼吸、水分補給も、地味ですが、重要です。呼吸は、精神的にも落ち着いてきますし、酸素の取り込みや血流の改善だけでなく、脳内の「脳脊髄液」という液体の循環も改善すると言われています。そういった、身体へのアプローチを基本とする習慣を作っていく事が、基礎となる重要なメンタルコントロールになります。

 

そして、日々のコントロールには、言葉によるセルフコントロールが有効です。上でお話しした、習慣によるメンタルコントロールを基礎としながら、毎日毎日のつらさ、苦しさのネガティブな感情を、自分に向けた言葉でコントロールしていくという事です。基本は、セルフ・コンパッションの考え方に基づきます。自分に対してもう一人の自分が、自分をしっかり受け入れて認めていく作業です。この時、言葉は効果的です。言葉を声に出して発するのも良いですが、心な中で、自分を支える言葉を使っていく事で十分だと思います。そして、この時、不安に振り回されていて、焦っていて、自分を失うほどに落ち着いていない状態では、これを実践することができません。落ち着いている事が重要です。ここでも、呼吸は有効です。呼吸をゆっくりして落ち着きを取り戻していくと、自分の内面に向き合えるようになります。瞑想の取り組みに似ています。マインドフルネスの状態のように、自分をもう一人の自分が観ているような状態が作れると、つらさなどの感情が消えていきます。そして、自分を受容する、元気づける言葉を発していくのです。言葉の力は大きいですから、このようなマインドフルな状態で有効な言葉を自分に向けて投げかけてゆくと、メンタルの状態は落ち着いてくるはずです。

 

メンタルな状態に対するセルフコントロールは、身体へのアプローチする習慣によるものと、言葉によるものが有効だというお話でした。習慣の時間スケールは数週間ですが、時間をかけて身体の状態を改善していく事が最も重要です。そして、毎日の取り組みとしては言葉です。日々のつらさを言葉で乗り切りながら、習慣による身体の改善を基本とする、そういったアプローチです。言葉の使用も習慣していく事で、さらにメンタルはセルフコントロールしていけると思います。