毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

大きな問題を抱えてつらい時。要は心に余裕がない。小さく手を打つ。

大きな問題を抱えて、つらい時ってないでしょうか。大きな問題ひとつならまだしも、ふたも三つもあったりして八方ふさがり。仕事の事や家族の事、色々ありますよね。

 

たいていこういう時って、心に全然余裕がなくなっているという事だと思います。大きな問題を抱えるという事自体は、そんなに問題ではないのではないでしょうか。冷静であれば、落ち着いて問題に向き合って対策を考えて、打てる手を打つ。仕事でも、こういう事ってありそうじゃないですか。それよりも、心に余裕がなくて、イライラしていたり、不満だったり、不安だったり、焦っていたり。頭の中が落ち着いておらず、心がざわざわとした状態では、その大きな問題に対処できず、怖気づいて、それで心が「つらい」って叫んでるんだと思います。

 

そこで、大きな問題を抱えてつらい時、どうしたらいいか、考えていきたいと思います。

 

要は心に余裕がないわけです。おそらく、”今の自分の状態が分かっていない”事に問題があると思います。なので、この数日、一週間、二週間と、自分がどういう状態だったか、”振り返ってみる”ことが良いと思います。たいてい原因はこの期間にあります。振り返らなくても分かっている場合もあると思います。でも、一度深呼吸をして、あらためて、じっくり自分の状態について考えてみましょう。心を落ち着かせて、ゆっくり考えれば、その原因は見つかると思います。

 

それと、心に余裕のない状態というのは、頭も疲れています。心身ともに疲れています。ですから、上の振り返りが上手くいかない時は特に、”しっかり休む”事が良いと思います。心に余裕がなく、不安感、つらさに苛まれていると、だんだんと自己否定感に包まれていってどつぼにはまります。どんな時も、自己否定する必要はありません。しっかり睡眠を取ったり、リラックスする時間を取ったり、もちろん、深呼吸も有効です。心に余裕のない状態ではまずろくなアイデアは出てきませんから、しっかり休んで、次の日に振り返りましょう。

 

そして、自己否定にも陥らずに、心身が多少軽くなって、不安感や焦燥感が落ち着いたら、大きな問題の原因について、しっかり向き合って考えを巡らせてみるのが良いと思います。そして、どのように解決するかを考えてみましょう。でも、大きな問題は、一度に解決できないから大きな問題になってしまっているはずです。ですから、”小さく手を打つ”ことを考えましょう。一度に解決しようとしない。問題の大きさを80%くらいにできたら、今度は、60%くらいにできるような気がしてくるはずです。人生の問題は、たいてい一挙に解決しません。一つでも小さく手を打てることがあれば、それを少しだけ解決させていきましょう。

 

これは、習慣を作る事と同じです。新しい習慣に取り組むとき、難しい事を一気にできるようになろうとはしないと思います。出来るところから少しずつ始める。しばらく続けて小さな習慣が出来たら、次のステップに進む。これと同じです。大きな問題を少しずつ切り崩していきましょう。

 

本当に、大きな問題を抱えて、心が辛く苦しい状態というのは嫌ですよね。なので、問題について、振り返りをして、その前に、しっかり休んで、そして、小さく手を打つ。これで、きっと心は軽くなって、問題は解決に向かうはずです。要は、心に余裕がないという事なのです。