毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

吹き荒れる脳内の嵐。つらさ、苦しさを脳にアプローチして解決する。

年齢が40歳を越えてくると、仕事の事や家族の事、夫婦や親の問題、つまり人生の事で深く重く落ち込み、悩むが増えてきますよね。自分一人ではどうにもならない事、でも、自分以外の誰かに頼ってどうにかなるという事でもない事、そういうどん詰まりで、辛く、苦しく、憂鬱で、きつくて耐え難い日々。でも、耐えるしかない…。とは言っても、人生はまだ先もあるし、一生死ぬまでこのままっていうわけにもいかない。問題解決しないといけないことは分かっているんですけど、どうやって解決してよいか分からない…。

 

こういう状況がいつまでも続くわけにはいかないので、何とか問題解決しないといけない。でも、できない。辛さ、苦しさ、憂鬱さを抱えたままでは解決できない。そういう状態ってあると思います。要は、頭の中が嵐になっていて、脳内で吹き荒れる嵐の中で、一人苦しみのたうち回っているような状態だろうと思います。脳がそんな状態では、問題解決なんて出来るわけがありません。こんなとき、どうやってこの脳内の嵐に耐え、問題の解決に向かえばいいのでしょうか。

 

脳内は嵐ですから、この状態で問題は解決できません。理屈では分かっていると思います。このきつさは無視して過ごせればいいんですけど、それが大変。脳と心で感じる苦しさは、本当に耐え難い。だから、まず、脳をコントロールしないといけません。脳は散漫ですから、上手に気をそらす事が実質的に大事です。確かに、脳内の活動、思考をコントロールすることは難しいですから、脳内の気になっている事に、すぐに注意が引き付けられると思います。でも、それを上手にコントロールして、苦しみや辛さに気を取られないようにする事が大事です。脳の活動のスピードは速いです。秒の単位で脳は回転していると思います。それでも、脳内の速い時間スケールの中で、脳内のつらさを避けるようにして気をそらす事と格闘していると、気が付いたら徐々に苦しさが軽減してきます。そうやって、脳内の嵐を上手くかわして、嵐を弱めていくテクニックを活用できることが重要と思います。

 

そして、脳を休める事です。これが、実際、結局最も重要だと思います。こんな脳内の嵐の中では、まずまともな思考は働きません。だから、この状態での最も重要な目標は寝ることです。こんなつらい状態でリラックスするのは難しいでしょうが、上でお話しした気をそらすテクニックで気が楽になるようにして、リラックスできる方向に自分を持っていけるといいと思います。とにかく早く寝るという事です。

 

しっかり寝ることが出来たら、次の日、冷静な状態で、その問題についてどうするか考えましょう。しっかり寝られれば、脳内の嵐は止んでいるはずから、落ち着いて考えられるはずです。基本的に、脳が静かで落ち着いていなければ、問題は対処できません。

 

歳がいくと、どうにも解決できない重い問題を抱えたりすると思います。そして、辛さや苦しさを独りで抱えて耐え続けないといけない時もあります。本当に大変ですよね。でも、きっと脳内は嵐ですから、すぐに問題の解決はできません。脳を上手くコントロールして注意をそらして嵐を軽減して、しっかり寝て脳を休めましょう。問題解決は寝て起きた後です。結局、きつさの源は脳内ですから、脳の状態を上手くコントロールすることが、苦しさや辛さの問題を解決する近道だと思います。