毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人生がスタックする。家の中のモノが頭の中であふれかえる。

みなさん、家の中に、要らなくなった本や服であふれかえっていませんか。そして、その事で悩んで疲れていませんか。実は、私は疲れています。多くの人は、家の片づけの問題で悩んでいると思います。以前から断捨離とか流行っていますし、今でもニーズは高いと思います。こんまりメソッドも注目を集めました。最近では、ミニマリストという人たちも注目を集めていて、家の中から不要なモノを全部削ぎ落してシンプルで快適な生活を送っています。うらやましい限りです。いつもきっと家の中もすっきり、頭の中もすっきりしているだろうと思います。

 

多くの人が家の中の片づけに苦労をしていて、知らず知らずのうちに人生がスタックしていると思います。本当に放っておくと人生が前に進まなくなって、にっちもさっちもいかなくなります。そこで、家の中がものであふれかえるとどうなってしまうのか、メカニズムを考えてみたいと思います。これは自分に向けて言っているようなものです。

 

まず、家の中にモノがあふれていると、頭がいっぱいいっぱいになってしまうという事です。これはどういうことでしょうか。家の中とは、自分の生活の基礎であり、かなりの時間を過ごしているところです。自分を取り囲む環境そのものです。人生分の自分の環境です。環境というワードが出てくると私はいつもこう考えるのですが、環境は自分の身体と同じで自分の一部、つまり自分自身と考えています。環境は身体と同じです。自分の環境とは五感を使って感じる周辺にあるもの全てであり、常にその環境の情報と相互作用して、ほとんど一体化しています。だから、家の中がモノであふれかえっているという事は、自分がモノであふれかえり、モノという環境の情報で頭がいっぱいいっぱいになっているという事です。

 

「頭がいっぱいいっぱいになっている」とはどういう事でしょうか。結論から言うと、解決しなければならない問題が山積みだという事です。家にモノがあふれかあえっているわけですから、捨てるなり整理するなりどうにか処理しなければなりません。処理するとは頭を使って考えることです。ですが、モノがあふれかえってそのままになっているわけですから、処理すべき問題は山のように積まれたままそこにずっとあります。問題に対しては、人は常に処理する、考える事を強制されますから、問題が山積みというという事は、思考は休みなく回され続けることになります。そうするとどうなるでしょうか。問題を解決できずに頭が回り続けると疲弊してきます。そして頭は回らなくなってきます。そして、脳の活性が下がって、鬱っぽくなって、不安感や焦燥感など、精神が弱く不安定になってきます。

 

逆に、頭がいっぱいいっぱいになると家の中のモノがあふれかえってくるようになります。それは、今上で話したように、頭がいっぱいいっぱいになってくると、頭が回らなくなり精神が弱ってきますから、モノが減っていきません。人間は生活をしていると必ず、食材をはじめとしてモノが家の中に増えてきます。でも、頭がいっぱいいっぱい、つまり、処理能力がありませんから、モノであふれかえってきます。

 

家の中のものと、頭の中はつながっています。循環しています。モノであふれかえると頭がスタックし、頭がスタックすると家の中のモノがあふれかえります。そうやって、家の中のモノを放置すると人生がスタックしてしまいます。人生が前に進まなくなります。だから、家の中のモノが増えてきて、そして、疲れてきたら、この問題を真っ先に解決しなければなりません。自分の力で手に負えない場合は、他人の力やお金の力を借りてでも、家の中のモノを減らしましょう。頭がスタックして人生がスタックする前に。